'15/7/20 〜 7/25水元正也展「でも、青空」
対象を美化せず、ありのまま忠実に描くことは、実はとても残酷なことかもしれない。「美人は三日で飽きる」と言う。しかし本当の問題は、「三日で飽きる」程度の人を「美人」と呼んでしまうセンスの悪さだ。
「人生は苦痛と退屈の間を、振り子のように揺れ動く」と言う。作家とは、「苦しい」とか「つらい」とかよりも、「つまらない」ことに堪えられない、生きる痛みを、作品を創る苦しみに昇華するしかない人々のことだろう。それは、頭痛をごまかすために腹を殴るようなもの。
しかし、人は快楽を求めることよりも、苦痛から逃れることの方が強いモチベーションになる。また、絶叫には耳を塞いでしまうが、うめき声には耳をすますものだ。
底なし沼を恐れる必要はない。2メートルもあれば、溺れ死ぬには十分だから。
◇ 水元正也プロフィール ◇
1984年
愛知県生まれ。
2006年
第4回プンクト展(青木画廊/銀座)
2007年
名古屋造形大学美術学科卒業
第5回プンクト展(青木画廊/銀座)
2009年
水元正也展 「子供たちは森に消えた」
CONDENSED VANILLA
2010年
水元正也展「王子様の口づけは、まだかしら」
CONDENSED VANILLA
2011年
水元正也展「青ざめた白い鳥」
CONDENSED VANILLA
2012年
2014年
現代日本のエロティックアート展Vol,2」
Japon Erotica《la
nouvelle génération》 Vol.2
(パリ)