2024年5月25日(土) 本日の営業時間 11:00 - 19:00 【展示室A&B】 シリアルキラー展2024

'24/7/27 〜 8/18 こわいもの-The Aesthetics of Fear-

こわいもの -The Aesthetics of Fear-

2024727日(土)~818日(日)

展示室 A&B

平日 12:00-19:00 / 土日祝・最終日 12:00-17:00

入場料

当日券1,000

(画廊受付にてご購入下さい)

当日券の購入は現金清算のみとさせていただきます。
また、会期中の物販のみのご利用はお断りいたします。

「現実の世界では考えられないほどに不気味なものという感情を作りだす可能性を、虚構は確保することができるのである。」

(フロイト「不気味なもの」中山元 訳)

隠されているもの、秘められているべきものが顕現するとき、私たちはその象徴に恐怖の念を抱きます。それは死者の蘇り、迷信、抑圧、孤独、静寂、暴力など様々な形や物語をもちながら、恐怖や不気味の感情の源泉となります。
今展示では、国内外の現代作家の恐怖のシニフィエとともに、古今東西の恐怖美術コレクションも同時公開し、多様化する恐怖や不安の表現に迫ります。私たちは何が恐ろしく、何に異様を感じ、それに惹かれてしまうのか。抗えないヴィジョンの魔力をご堪能ください。

◆参加作家(順不同・敬称略・予定)

空山基/近藤智美/光宗薫/髙木智広/雪下まゆ/髙橋美貴/田村幸久/相蘇敬介/小妻要/小山哲生/Arnaud Diemer(アルノー・ディエメ)

Special Collection

渡辺シヴヲ幽霊画コレクション/相蘇敬介コレクション

特別イベント「怪談夜咄2024」

2024年8月3日(土)17:30~19:45

語り手(敬称略):吉田悠軌 ×川奈まり子
料金 3,000円

※先着順/Livepocketにて6月27日(木)正午よりチケット発売開始
(リンクはこちらのページに表示されます)

怖い絵や幽霊画に囲まれての特別怪談イベントです。気鋭の怪談師・吉田悠軌と川奈まり子が語る怪談話で、ちょっと涼しい夏の一夜をどうぞお楽しみ下さい。

作家プロフィール

空山基 Hajime Sorayama

空山基

1947年愛媛生まれ。 スーパーリアル・イラストレーションの超絶技巧によってメタリックの官能的なロボット女性とピンナップ・アートを融合した『セクシーロボット』(1983)によって空山基の名は世界中に響きわたる。ソニーが開発した初代犬型ロボット「アイボ」のデザインではキャラクター・デザイナーとしての才能を遺憶なく発揮。80年代終わりからフェティッシュ、BDSMの世界にテーマを求め『ガイノイド』(1993)を発表。サブカルチャーとしての位置付けに終始していたエロティック・ファンタジーを再定義しポルノとアートの境界線を脱構築した。現在も第一線で活躍しピンナップ・アート、エロティック・アートの真の革命家・エンジニアとして世界中のクリエーターから敬愛されている。

近藤智美 Satomi Kondo

近藤智美

1985年 広島県生まれ/東京都在住
夢日記や主観的体験から実感した事を起点に、悪夢を喜劇に変えるメソッドを独自に開発し、絵画を中心に発表している。笑うしかないという状況に於いて発揮される人間の可能性に興味がある。
ライフワークとして自身が参加した渋谷ヤマンバギャル文化を美術史として捉え直す研究を継続して行なっている。

*ヤマンバ・・・1999年から2004年頃まで渋谷を拠点に、限界まで焼いた黒い肌にアフリカの仮面のような化粧と派手な髪色が特徴のギャルから派生した現象。ヤマンバと言われる第一次世代が2000年頃衰退し、2003年頃第二次世代が台頭する。「ヤマンバ」の”ヤ”が取れて「マンバ」という若干丸みを帯びた名称に変更し、メイクもタレ目パンダメイクに改変するなど区別化されている。作者は第二次世代。

光宗薫 Kaoru Mitsumune

光宗薫

1993年生まれ、大阪出身。
2011年頃より独学でボールペン画を描き始める。
近年は鉛筆や水彩絵の具など幅広い画材を用いて夢幻的な生物等を描く。

髙木智広 Tomohiro Takagi

髙木智広

1972年 岐阜生まれ 欧州で古典絵画技法を独学
2015年ヴァニラ画廊での個展「伊邪那美」等国内外で展覧会多数 動物と人間、現実と幻想等の狭間に潜む世界を作品にしている

雪下まゆ Mayu Yukishita

雪下まゆ

1995年12月6日生まれ 多摩美術大学デザイン卒。写実的でありながら、個性的なデフォルメとラフなタッチを残した画風で人気を集める作家。 装画・音楽業界などからの注目も高く、 タイアップ作品も多く手掛ける。
これまでに、 2022年本屋大賞受賞作品「同志少女よ、敵を撃て」 本屋大賞候補作品「6人の嘘つきな大学生」、 東京モード学園TVCM、 SUMMERSONIC2022オフィシャルグッズ、TOKYO CREATIVE SALON (東急電鉄)、といった広告・装丁などその活動は多岐に渡る。又、2020年に立ち上げたファッションブランド 「Esth.」のデザイナーを務める。

髙橋美貴 Miki Takahashi

髙橋美貴

Artist, Character Designer & Illustrator.
東京都生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。ゲーム『SIREN』シリーズにて屍人・闇人のキャラクターデザイン等を手掛ける。2014年より個人での制作活動も行い、個展、企画展等で作品を発表している。
先日発表されたBokeh Game Studioの新作、『野狗子』にアーティストとして参加。

田村幸久 Yukihisa Tamura

田村幸久

画家/東京都出身
1993年生まれ
多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒
第三回ヴァニラ画廊大賞 ヴァニラ賞受賞

相蘇敬介 Keisuke Aiso

相蘇敬介

1975 北海道生まれ
1995 代々木アニメーション学院 SFX科卒業
2006 特殊造型工房(株)LINK FACTORY 設立
80年代ホラーブームの影響を強く受けたまま現在に至る。「脳裏に焼き付く怪奇の造型」を目指します。

●個展

2015 「怨念ガールズコレクション」(ヴァニラ画廊)
2019 「怨念ガールズレボリューション」(ヴァニラ画廊)

●グループ展

2016~2020 「幽霊画廊」Ⅲ~Ⅴ(ヴァニラ画廊)
2019 「大猩々展」(ビリケンギャラリー)
2021 「人造人間コンプレックス」(ビリケンギャラリー)
2022 「nuranura展」(DUB GALLERY AKIHABARA)
2022 「表現の萎縮展」(特殊書店BiblioMania)
2023 「都市伝説展」(特殊書店BiblioMania)

小妻要 Kaname Ozuma

小妻要

別名は小妻容子。幼少の頃から叔父の日本画家・坂井草子から日本画の手ほどきを受ける。18歳で上京し、印刷会社の仕事に従事しながら画商のもとで修業。1965年に「奇譚クラブ」の懸賞にて入選。その後1970年出版界に入り、新聞、雑誌等の仕事を手掛ける。「SMキング」「SM秘小説」などの表紙絵や挿絵を担当する。1986年東京・銀座のロイヤルサロンギンザにて初個展を行い、以後、存命中は個展・グループ展を毎年開催していた。元日本出版美術家連盟副会長。2011年死去。享年72歳。

小山哲生 Tetsuo Koyama

小山哲生

1943年長野県に生まれる。1960年代にハプニング芸術や儀式といったパフォーマンスを数多く行い、同時に絵画やオブジェまで様々な形で作品を制作した。女性像とファンタジックな世界が重なり合うような幻想的な作品を生み出した。2010年さいたま市内の病院にて逝去。

アルノー・ディエメ Arnaud Diemer

アルノー・ディエメ

フランスを拠点に活動する写真家のアルノーは、戦争での荒廃した風景の撮影から違法ファイトクラブに没頭するに至るまで、ぞっとするような場所で生命と美を探し求める。
不気味の谷に心を動かされたアルノーの写真は、フィルターを通さずに真実を捉えたものだ。彼は被写体に内在する本質を受け入れ、混沌とした存在の中でそれらの生の真正性を確保している。彼にとって、真の美は不完全さ、弱さ、深い不明瞭さの中にこそ宿るものだ。
写真家の家系に生まれたアルノーの芸術の旅は、遊び半分で父親のカメラを使って実験をするようになった彼の形成期に始まった。この質素なツールが未知の領域への扉となり、多様な世界との深いつながりを生み出すパイプ役を果たすことになるとは、当時の彼は知る由もなかった。

渡辺シヴヲ Syvwo Watanabe

渡辺シヴヲ

舞台を中心に役者としての活動のかたわら、幽霊画などの奇々怪々な「モノ」を数多く収集する“怪異物蒐集家”。
本・TV・映画等、怪談や不思議な話を追いかけるうちに元来の収集癖と結びつき、現在に至る。