クレッグ・ドレーク×桃桃子展覧会
"She is…"
2018年7月3日(火)~ 7月15日(日)会期中無休
展覧会室B入場料500円(展示室AB共通)
2016年にヴァニラ画廊でオマージュ展を開催、その後もドイツ、ロサンゼルス等の海外のアートショーや、コミックイベントに出展、精力的に活動を続ける桃桃子が三度帰ってまいりました。
ロサンゼルスのギャラリーで出会った桃桃子とイラストレーターの
Craig Drake
は、それぞれの作品の根幹にあるものの同一性である「真に強い女性像」に魅かれ、互いに共鳴しあうような作品を制作し続けてきました。
今回の展覧会では、桃子は日本の民話を、Craig
Drakeはギリシア神話をモチーフに、普遍的な物語の中の女性像を作品内で解体、再構築し、強さを秘めた新たな女性像をテーマに新作を描き上げます。
スタイルもアプローチも対照的でありながら、互いに呼応しあう力強い作品群のセッション。この機会をどうぞお見逃しなく!
デトロイト出身。1998年にフリーランスのデザイナーとしてサンフランシスコに移る。エレクトロニック・アーツやルーカス・フィルムで仕事をする傍ら、Patrick Nagelの限定版プリンセス・レイアのプリントを制作。ヒーローコンプレックスギャラリーを始め、ロサンゼルスやモンド、東京を拠点に活動。 80年代の美的感覚を前面に押し出し、ポップカルチャーを巧みに作品内に昇華します。
「死」と「女性」をモチーフに制作を続けるイラストレーター。レトロでありながらポップな作風は、二項対立に苛まれている世の中と同じように整然、ときに混沌としている。2015年にヴァニラ画廊で個展。2016年にはオマージュ展を同画廊で開催。その後もドイツ、ロサンゼルス、日本を中心に精力的に活動。海外のコミックイベントではカルト的な人気を誇り、招待アーティストとして各イベントに参加している。
現在は40年以上も人気を誇るイギリス/アメリカのアート雑誌『Heavy
Metal』に「日本」をテーマにして連載中。