2024年12月8日(日) 本日の営業時間 12:00 - 17:00 【展示室A】 FREAKS CIRCUS個展「ゆめのまたゆめ」 【展示室B】 稲垣征次個展「いつだって光があれば」

'15/6/1 〜 6/13ヴァニラ画廊企画展 GOTH~解剖と縫合~

新画廊 展示室 A&B / 入場料500円(会期中無休 土日祝12時〜17時)
GOTH~解剖と縫合~

この度、ヴァニラ画廊の特別企画展として「ゴシック」をテーマに展覧会を開催いたします。
国内外より幅広い作家をセレクトし、現在「ゴシック」がどのような形で表現の中で息づいているのかを問いかけます。

現在の「ゴシック」という文化は、当初1700年代のイギリスで発生したゴシック建築廃墟ブームにより、ゴシック・リバイバル建築へ熱を上げたホレス・ウォルポールが1764年に発表した小説「オトラント城奇譚」をはじめとするゴシック文学から派生した「ゴシック」文化から、文学、音楽、ファッションにおいて怪奇・幻想的なモチーフ・スタイルをサンプリングして繋ぎ合わせた趣味全般を指す概念へと進化してきました。
解剖と縫合を続け、複雑化したこの「ゴシック」という嗜好は、従来の退廃趣味だけに留まらない意味合いを含み、今でも流動的に進化を続けています。

意識的に選択した「死への甘美な幻想」、「闇との戯れ」、「退廃への憧憬」それは果たして狂気的な嗜好なのでしょうか。
「ゴシック」とは何か、それは魂であり、感受性であり、死や闇に惹かれる心の有様を、美しいと表現することである、とこの展覧会では定義をした上で、私たちはその嗜好の中の「何」に心惹かれるのでしょうか。
このテーマを意図的に、(もしくは無意識的に)制作した作家の作品を一堂に集める事で、その「何か」が浮かび上がってくるはずです。ヴァニラ画廊が満を持しておおくりする「ゴシックアート」の神髄をご堪能ください。

作品

展示作家

  • エレナ・ヘルフレヒト Elena Helfrecht/
  • ジョン・サンテリネロス John Santerineross/
  • ククラ KUKULA/
  • ルイス・フライシャー Louis Fleischauer/
  • メラニー・プーレン Melanie Pullen/
  • ナタリー・ショウ Natalie Shau/
  • ランサム&ミッチェル Ransom &Mitchell/
  • サトルノ・ブット Saturno Buttò/
  • セス・シロ・アントン Seth Siro Anton/
  • スカ・オフ SUKAOFF/
  • ヴァーニャ・ズーラヴィロフ Vania Zouravliov/
  • 安蘭 Aran/
  • 片岡知紗 Chisa kataoka/
  • キジメッカ Kizimecca/
  • 小山哲生 Testuo Koyama/
  • 齋藤アンナ Annna Saito/
  • 高橋邑木 Yuki Takahashi/
  • 向川貴晃 Takaaki Mukaigawa/
  • 花蟲 Hanamushi/
  • 林美登利 Midori Hayashi/
  • 古沢岩美 Iwami Furusawa/
  • 三上鳩広 Hatohiro Mikami/
  • 宮西計三 Keizo Miyanishi