'16/11/14 〜 11/26きりさき個展「昼の月」

新画廊 展示室 A / 入場無料
きりさき個展「昼の月」

人形のような少女たち。
彼女らは鑑賞者の欲求が宿ることで、それぞれの形で完成していく器である。
人は各々が自分のための救いを求め、信仰の対象を創り出していく。
全てを許し、受け入れる存在。無宗教の中で生まれる宗教。
それは昼の月のように淡く、しかし確かな美しさをもって存在する。
我々は彼女たちに救いを求めている。

ヴァニラ画廊では2016年11月14日よりきりさき個展「昼の月」を開催いたします。
2011年より毎年開催される公募「第四回ヴァニラ画廊大賞」にて大賞を受賞したきりさきは、自らの生まれ育った原体験を美少女たちに託し、その風景特有の政治的、性的、文化的な混沌を一枚の画面の中へと落とし込みます。
大賞受賞作である「箱庭」は幼年期から暮らしている新宿の静かな明け方の路地裏に、鋭い刃と目つきで此方を睨みたたずむ90年代の人気キャラクターの刺青に身を包んだ少女を描き込んだ力作です。レトロとポップが行き交い奇妙な郷愁の念を呼び起こす数奇な世界観が、審査員の注目の的となりました。
受賞後初個展となる「昼の月」では新作を含めた彼女のより根源的な原体験へと迫ります。睨みつける少女のように情熱的で、刃のようにキレのある筆致で、これからの活躍に期待が高まる新たな才能の開花を是非ご高覧下さい。

きりさき( kirisAki )

1992年東京都生まれ。専門学校在学中からイラストレーターとして活動、同時に少女をメインモチーフにペインティングでの展示・発表を行う。

きりさき個展「昼の月」