'14/11/17 〜 11/29大串祥子展「美少年論 Men Behind the Scenes」

新画廊 展示室 A / 入場無料

写真家・大串祥子は、ロンドンにて写真留学中の1998年に、プロジェクト『Men Behind the Scenes』をスタートし、イギリスの名門パブリックスクールイートン校、ドイツ国防軍の兵役、コロンビア軍麻薬撲滅部隊、近代五種、嵩山少林寺など、秩序、制服、階級、規則、不条理にいろどられた究極の男性社会に潜入し、女性の視線から男性の美と謎を追い求めてきました。

男性は男性だけの社会で何をしているのか。先入観も批判も否定もなく、純粋な女性の好奇心を通じて観た男性たちのリアルな生態は、男性という存在の美と謎を知るささやかな一篇を垣間見せてくれますが、ある意味、その国の本質を象徴しているといっても過言ではないでしょう。一方、あらゆる社会構造がパラダイムシフトを起こしながら解体しつづける現在においては、特殊な男性社会というのも例に漏れぬもの。絶滅危惧種と言っても差し支えない特殊な男性社会に生息する美しい男性たちの真夏の正午を、ごゆっくりご高覧いただければ幸いに存じます。

大串祥子

写真家

佐賀県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。株式会社電通にてコピーライター・CMプランナーとして勤務。 退社後渡英、ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティング・ディストリビューティブ・アンド・トレード(現:ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション)写真学部フォトジャーナリズム学科(Postgraduate Diploma)にて写真を学ぶ。

在学中に始めたプロジェクト『アドニスの森 Men Behind the Scenes』では、イギリスの名門パブリックスクールイートン校、ドイツ国防軍の兵役、コロンビア軍麻薬撲滅部隊など、秩序、制服、階級、不条理にいろどられた究極の男性社会に潜入し、女性の視線から男性の美と謎を追い求めている。

2004年より近代五種を撮影開始。2008年北京五輪における国際近代五種連合UIPM公式フォトグラファーに任命され、同種目を撮影。 2009年ドイツのRalf-Hellriegel-Verlagより写真集『MODERN PENTATHLON』を出版。 2011年3月11日の東日本大震災を機に、故郷・佐賀へ居を移す。
同年秋から13年夏にかけて、『アドニスの森 Men Behind the Scenes』 第2章 アジア篇を中国・少林寺にて撮影。
2014年11月、写真集『美少年論 Men Behind the Scenes』を佐賀新聞社より出版、同月、銀座ヴァニラ画廊にて、同テーマの個展を開催予定。

出版物

2014 写真集『美少年論 Men Behind the Scenes』
佐賀新聞社 日本
2009 写真集『MODERN PENTATHLON』
Ralf-Hellriegel-Verlag ドイツ

個展

2010 『美少年論 Philosophy of Shoko Ogushi』
北欧Bar風の森 新宿
2002 『アドニスの森』 九美洞ギャラリー 銀座
2001 『バチカンの兵士をさがして』
コロンビア国防省 ボゴダ コロンビア
『Playing German Soldiers』
ドイツ軍士官学校 ストラウスブルク ドイツ
『Training German Soldiers』
ドイツ軍事歴史博物館 ドレズデン ドイツ
『Playing German Soldiers』
Dog Watch Studio ロンドン イギリス
1998 『Eton College in the Eyes of a Japanese Woman』
イートン校 ウィンザー イギリス

グループ展

2012 『Drifting Images: 日韓交流写真展』マキイマサルファインアーツ 浅草橋
2011 『Drifting Images: 日韓交流写真展』BODA ソウル 韓国
『アートフェア東京 2011』東京国際フォーラム 有楽町
『Sound of Photography』 西武百貨店渋谷店美術画廊 渋谷
2010 『TOKYO PHOTO 2010』六本木ヒルズ 六本木
『Sound of Photography』 西武百貨店渋谷店美術画廊 渋谷
『y-Generation』 西武百貨店池袋本店アートギャラリー 池袋
『y-Generation II』 西武百貨店渋谷店美術画廊 渋谷
2008 『新しい写真』 アップリンクギャラリー 渋谷
写真集『美少年論 Men Behind the Scenes』

2014年11月より全国書店、Amazon、及び
ヴァニラ画廊にて販売中

A4変形版 ハードカバー288頁
発行 佐賀新聞社

大串祥子展「美少年論 Men behind the scenes」

「心ある女性らはちゃんと知っている。
男性の最大の魅力は、常に彼らの不幸の上に
見いだされるということを」

稲垣足穂『少年愛の美学』