雛菜雛子展「ヒナコルメルと地下少女館(飼育室)特別インタビュー

雛菜雛子展「ヒナコルメルと地下少女館(飼育室)

現在ヴァニラ画廊Aルームでは雛菜雛子展「ヒナコルメルと地下少女館(飼育室) -ひなこちゃん苺味ー」を開催中です。

雛菜さんの固い美意識に包まれた展覧会。モデルは全て彼女が自身を描いたものであるという特異な作品ばかりです。

 

なぜこのような作品を制作するのか、雛菜さんにインタビューを試みました。

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◆雛子さんの作品群は、全て自らをモチーフにしていらっしゃるのには何か理由があるのでしょうか。

雛:これは制作者とモデルが同じだと何かと便利で、自己を作品の中に閉じ込めるという行為面白いと思っているからです。アウトサイドをコンセプトとしたポルトフィという世界観の作品です。その中で、自分を作品として表現しています。

 

そのポルトフィという作品の中では制作を3パターンに分類していて、Upper(上半身による制作)・Lower(下半身による制作)・Surface(表面)になるわけです。

 

◆???ポルトフィ...

う~ん、そうすると、Upper(上半身による制作)・Lower(下半身による制作)は絵画作品、Surface(表面)は雛子さんの外向きの活動(アイドルとしての活動)という事でしょうか。

 

雛:Surfaceは魔法画家アイドルひなこちゃん苺味、ヒナコルメル少女學館などの私の活動ですね。

 

◆つまり雛子さんの創作活動の一部の事をそう呼ぶわけですね。

何故にこの3つに分けて創作活動をなさっているのですか?

雛:世界平和の為?

◆世界平和の為...。(うーん。)

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◆(気を取り直して)いつ頃からこのような世界観でお描きになっているのでしょうか。

雛:この少女繪については、「ヒナコルメル少女學館で、14歳の少女が111年間の間に描いた」ものです。

◆...段々と(雛子さんが)わかって参りました...

でもこの大作揃いで、その世界観に説得力があるのは、雛子さんの優れた色彩感覚によるものが大きいと思います。

雛:ピンクは私にとって特別な色です。人形・玩具・お洋服やお着物、そして古いものが好きなので、自分で収集しています。色彩感覚も玩具的な色の組み合わせが好きなのだと思います。

 

◆この富崎NORIさんとのコラボレーション作品も、雛子さんが収集したお人形に囲まれて、自らもお人形として登場しますね。

 

◆雛子さんが影響を受けた作家などはいますか?

雛子:好きな作家は個人名ではくくれないのですが、ゴシック美術や、広く宗教美術などが好みです。

 

◆今回の作品も構図が宗教画に近いものが多々ありますね。

今回の展示の見所に付いて教えて頂けますか?

 

雛:展示はヒナコルメル少女學館の地下の地下少女館という設定です。

その地下少女館で繰り広げられる凄惨で美しい少女画家の絵画を是非ご高覧頂ければと思います。

 

◆雛子さん...とても不思議な、でも魅力あふれる人です。

ご本人に負けず、確固とした世界観を持った作品も、大作揃いの迫力ある展覧会です。

是非足をお運び頂き、雛子さんのポルトフィを体感頂きたいと思います。

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今週末11月2日(土)まで、お見逃しなく!