ケロッピー前田キュレーション
「死と未来 - la mort et le futur」
http://www.vanilla-gallery.com/archives/2013/20130304.html
■3月4日(月)~3月16日(土)
「死」というリアリティと、「未来」というポシビリティ。最も“危ない”作家たちが、現代・日本に鋭利な刀でパックリと風穴を開ける!!
死体写真家・釣崎清隆がえぐり出すタナトス美、アリシア・キングによるベーグルヘッドの映像作品Shifters、エリック・ボシックの殺人刀Katana、カール・ドイルのfuture domina、宮川ひかるのturquoise death、アイカワタケシの左腕骨折ドローイング、ピスケンの肉筆詩、そして、ケロッピー前田のトレパネーションの新作が、来たるべき未来を予見する。
釣崎清隆(死体写真家/映像作家)
Kiyotaka Tsurisaki
アイカワタケシ(イラストレーター)
Takeshi Aikawa
宮川ひかる(美術家)
Hikaru Miyakawa
ルーカス・スピラ(写真家/身体改造アーティスト)
Lukas Zpira
アリシア・キング(バイオアート/美術家)
Alicia King
エリック・ボシック(写真家/俳優)
Eric Bossick
カール・ドイル(写真家)
Karl Doyle
ピスケン[曽根賢](編集者/作家)
Pissken (Ken Sone)
ケロッピー前田(写真家/身体改造ジャーナリスト)
Keroppy Maeda
[最もエッジなアートを観せたい!!]
◆『死と未来』展に合わせて来日するアリシア・キングは、自らの細胞を培養したバイオアートばかりでなく、今回は生理食塩水で顔面を膨らませる「ベーグルヘッド」の映像作品で、テクノロジーと人間の未来的な共生を表現する。エリック・ボシックは、約650年前に作られた殺人刀を高画質なデジタルフォトに仕上げ、釣崎清隆の死体写真、宮川ひかるの死の絵画が表現のエッジに挑む。計8人の気鋭の作家たちがここに集結するのだ。
[2013年、いまの時代を挑発しえるものは何か?]その昔、出版メディアが新たなヴィジョンを提案し、時代を牽引していた。だが、本格的なネットメディアの時代となった今、展示空間を用いて、時代を挑発しようというのが『死と未来』展の目論見だ。そこでは、実物大の作品展示と向き合い、作家たちとの出会いも含めたインタラクティブな関係を通じて、新たな“気づき”に達して欲しい。(ケロッピー前田)