ヴァニラ画廊は、エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ005」に出展致します。
エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ005」
http://systemultra.com/plusultra/ultra/
★ヴァニラ画廊は、オクトーバー・サイドでの出展となります★
オクトーバー・サイド
Oct. side 2012/10/27 (Sat.) – 30 (Tue.)
11:00 – 20:00
ノーベンバー・サイド
Nov. side 2012/11/1 (Thu.) – 4 (Sun.)
11:00 – 20:00
スパイラルガーデン(スパイラル1F)
Spiral Garden (Spiral 1F)
入場料:無料
Admission Free
ヴァニラ画廊出展ウォール:23番
【出展作家】朝倉景龍・たま・ぴんから体操・福山フキオ・水元正也・山下昇平
福山フキオ たま
展示タイトル:ULTRA PHANTOM
私達の内に派生する欲望と感情の幻:ファントム
朝倉景龍:脂と鉛筆で塗りこめられた美しい巨大なミューズ達は、作家が愛すれば愛するほどに歪んだファントムに変貌していく。
水元正也:水元は鼻や口を歪めた女性の顔面を主にモチーフとしている。作家が切り取る不吉な予感の肖像は、沈黙ながらファントムの出現との対峙について雄弁に問うている。
福山フキオ:福山の描く少女像―一瞬最も美しい形を晒し、煙のように消えてしまう。その一瞬に一生囚われてしまう事を嘲り笑うように。福山の描く人型の「何か」も、その幻影に囚われ、追い求め続けた残像なのだろうか。
たま: たまの絵画は、「可愛らしさ」にコーティングされた、悪意と恐怖による甘美な童話世界だ。生への反抗、綺麗に朽ちてゆくことに対する乙女の憧憬。
ぴんから体操:彼はアダルト誌に20年以上もイラスト投稿を続ける謎の人物であるが、彼の作品世界はまさに幻影の世界だ。だが彼にとってはそれこそが「リアル」の世界なのかも知れない。自らの欲望と叫びを粛々と日々描き続けるぴんから体操の生きている時間枠は確かに紙の上にある。
山下昇平:山下の形作る立体はある種の官能性さえ纏いつつ、嫋やかな表情を浮かべている。かの「化物」達はときに微笑み、ときに叫ぶような泣き声をあげる。
彼らは何故自らの幻影を作品として創り続けるのか。
それは上辺だけの安定した日常の中で、静かに引き裂かれ歪められ、死んでいく自我を、必死に繋ぎとめる作業なのかも知れない。
内に籠るファントムに形を与える事、それは人間の業であり、叫びであり、そして営みなのだ。
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私達の内に派生する欲望と感情の幻:ファントムを描き続ける作家を中心に展示を展開致します。
また、展示作品は全て販売を致します。
皆様のお越しをお待ちしております。