2012年2月アーカイブ

ヴァニラ画廊では227日より、【沖渉二生誕90周年記念】沖渉二原画展「幻想の躁宴(オルギア)」を開催致します。

◆【沖渉二生誕90周年記念】沖渉二原画展「幻想の躁宴(オルギア)」◆

会期:2012227日 ~ 310

平日12時~19時 土・祝日12時~17時 日曜休廊

入場:無料

 

敗戦復員後すぐに絵筆を握り、人間の性をがむしゃらに描き続けてた沖渉二。

広く著名作家と親交を結ぶ傍ら、漫画雑誌をはじめ風俗挿絵界をリードしてきた。

90歳になった今も元気に制作に意欲的である。

画業68周年を記念し沖渉二原画展を開催します。

沖渉二の画業を回顧しながら、戦後SM風俗挿絵の歴史を振り返ります。

 

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沖渉二(おきしょうじ)

 

1922(大正11)416日、兵庫県住吉生まれ、大阪育ち。

中学を4年で中退後、絵の道を志して上京。翌年東京美術学校(現・東京藝術大学)油絵科に入学。

大学修了と同時に学徒出陣、陸軍本土防衛隊所属。本土決戦に備え配属された宮崎の海岸で終戦を迎える。

復員後しばらくは、進駐軍の美術装飾係として似顔絵担当となる。アルバイトに梅田の洋画絵看板も手がける。

大阪の夕刊紙「国際新聞」の小説挿絵担当となり人気連載となる一方で、糊口を凌ぐためにカストリ雑誌に多くの挿絵を描く。

昭和30年に大阪の日本文華社『千一夜』から東京の丸ビルの一室に移っていた『讀物読本』の岡勇編集長を頼り再上京し、あまとりあ社(久保書店)の『裏窓』を紹介され須磨利之の知遇を得る。

仕事に恵まれず貧乏ではあったが、この頃に結婚し新宿区中井に所帯を持つ。

その後、挿絵画家として『裏窓 』『風俗奇譚』を皮切りに、須磨から紹介された団鬼六と交流を結び、鬼プロ、サン出版、双葉者、二見書房、三和出版、司書房、マイウェイ出版などいくつもの雑誌で活躍し、昭和を代表するSM風俗絵師となる。

また90年代以降は単行本や画集などアンソロジー集も多く出版された。

大阪時代は桜井五郎、SM雑誌は『裏窓』時代から沖渉二(沖渉司)、劇画家としては帯刀惇(たてわきじゅん)、「東スポ」連載には美影栄(みかげさかえ)とペンネームを使い分けた。

 

今年は沖渉二の生誕90周年、画業68周年の記念すべき年となる。

 

 

 

皆様のお越しをお待ちしております。

 

ヴァニラ画廊では220日より、鳥居椿個展「femmelette」を開催致します。

◆鳥居椿個展「femmelette」◆

http://www.vanilla-gallery.com/archives/2012/20120220.html

◆会期:2012220日(月) ~ 225日(土)

平日 12時~19時 土・祝 12時~17時 日曜休廊

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 どこか寒々しい少女の目線が、私を捉えて離さない。その娘と同い年だった頃、憎み、睨めつけ、そして愛した世界。少女がこちらを見ているの か、私が少女を見ているのか、鏡のように反射しながら私は彼女にそっと 寄り添い、二度と戻れない不可侵の王国を弔うのだ。

 

少女期の淡やいだ可憐な世界から、濃密な業漂う女の情念まで描く鳥居椿の満を持しての初個展。旧作から新作まで一挙に展示販売致します。その 巧みな作品世界をどうぞご高覧下さい。

 

鳥居椿プロフィール

2004年~ 横濱浪漫館企画展

2007年~ 人形館ギャラリー宵待草企画展

「クリスマスに願うこと」(ロイヤルサロンギンザ)

2008   「光と闇のラビリンス」(ドルスバラード)「JAPAN EXPO」(パリ)

2010   「オルタナティブ・ゴシック」(ヴァニラ画廊)

2011   「幽霊画廊」(ヴァニラ画廊)

ガラスの小鳥社「ブロンゲン展」(画廊喫茶Zaroff

 

イラストレーターとして雑誌のカット、テキスタイルデザイン、パッケージデザインなどを手掛ける。

 

皆様のご来場をお待ちしております。

 

 

ヴァニラ画廊では、26日よりNatalie Shauナタリー・ショウ展“Tangled Tale”を開催致します。

 

Natalie Shauナタリー・ショウ展“Tangled Tale”◆

2/6(月) ~ 2/18(土)

平日12~19時、土曜祝日12~17時、日曜休廊

 

☆画集“Tangled Tale”を会場にて予約販売!!

☆限定オリジナルグッズを会場にて販売!!

 

http://www.vanilla-gallery.com/archives/2012/20120206.html

 

 

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生まれ故郷リトアニアをはじめ、アメリカ、フランス、など世界各国で注目されつづける作家、ナタリー・ショウが日本で初めての個展を開催致します。

 

Tangled Tale”ーそれはラプンツェルの物語を意味する言葉でもあります。

そのラプンツェルしかり、童話やお伽話、古今東西の物語に登場する娘たちは皆、無邪気な愛らしさと同時に、強かな冷徹さと残酷なエロスをも兼ね備えているものです。

同時に、ドストエフスキーやゴーゴリの小説に影響を受けたナタリー・ショウは、それらの要素を奇怪で不気味でありながら、甘い密滴るような悪夢的幻想としてデジタルメディアを使用し作品に昇華させるのです。

ナタリー・ショウによる女の子と砂糖菓子、血と魔物の舞踏会が幕を開けます。

どうぞその一大世界を体感ください。

 

甘くそして魅惑的な恐ろしさに満ちたナタリーの世界をどうぞご堪能下さいませ。

皆様のお越しをお待ちしております。