ヴァニラ画廊では来週29日(月)より、今年9月1日に急逝された小山哲生氏の追悼展示を行ないます。
実験的な創造で常に我々に新たな発見を与えてくれた小山哲生の世界。
深遠なる静謐と膨大なるエネルギーとが同居する、氏の作品の数々を心ゆくまでご堪能あれ…
■小山哲生 追悼展 「天国の青い蝶」
http://www.vanilla-gallery.com/gallery/koyama/koyama2.html
■11月29日(月)~12月4日(土)
※入場無料
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天国の青い蝶
太陽のバラの島 水と 幻覚
日輪の上のイコン 原色のブルース
この世で最も美しい姿であり 恐ろしくして
もう 見れないのかも
縮樹の美であり 耽醜の美である
つまり 美しいことの
神秘
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小山哲生 Tetsuo Koyama / プロフィール
長野県に生まれる
60年代アートのなかにビタミンを発見、自分の表現行為を「ビタミン・アート」と名付ける。儀式、ハプニングを通して、テレビ、雑誌にビタミン・アートを紹介する。新宿、銀座の街頭でデーティング・ショー「太陽曼荼羅」シリーズで個展。銀座東芝ホールで牛と蛇と人の共演でビタミン・アートリサイタルを開く。
70年代インド放浪。「花とビートルズとお釈迦様」のテーマで個展。人形の制作を始める。「人・人・人形」のテーマで個展。
80年代インド放浪。風景画を描き始める。ブロードウェイ新人賞でグランプリを取る。個展「神話深層の飛行」にて銀座 ギャラリーラランヌの壁面を白い夢でいっぱいにする。
90年代銀座 三真堂ギャラリーで立体拡大のオブジェを発表。公募展にて東京都知事賞、内閣総理大臣賞受賞。
2005年 渋谷マリアの心臓「この世でいちばん真っ赤なりんご」のタイトルで個展。
2006年 人人展(東京都美術館)小さな人人展(羽黒洞木村東介)地獄太夫展(マリアの心臓/人形屋佐吉)幽霊展(マリアの心臓/人形屋佐吉)
2007年 少女恋の美学(マリアの心臓/人形屋佐吉)人人展(東京都美術館)受胎告知展(マリアの心臓/人形屋佐吉)
2008年 囚われし少女の嘆き・展(マリアの心臓/人形屋佐吉)銀座 ヴァニラ画廊「耽醜の美」のタイトルで個展。IFAA(国際幻想芸術協会)「幻想芸術展」京都(同時代ギャラリー)東京(世田谷美術館区民ギャラリー)幻獣展(ロイヤルサロンギンザ)白昼の大見世物展“サディスティックサーカス・見世物アートの現在”(ヴァニラ画廊)
2009年IFAA(国際幻想芸術協会)「幻想芸術展」東京(ギャラリーやさしい予感)幻獣展(ロイヤルサロンギンザ)IFAAミニチュアール展(ギャラリーベルンアート 大阪)ヴァニラコレクション(ヴァニラ画廊)この指とまれvol.2 ~地球と子ども達の愛ある未来に~(NHKみんなの広場ふれあいホールギャラリー)
2010年 人人展(東京都美術館)小さな人人展(羽黒洞木村東介)ベラドンナ展(神楽坂DIE PRATZE)IFAA(国際幻想芸術協会)「幻想芸術展」東京(ギャラリー やさしい予感)
(2010年) 9月1日 進行性胃癌により、
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