2010年9月アーカイブ

  

照沼ファリーザ写真展 『食欲と性欲』

911()☆照沼ファリーザ特別トークイベント

ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

照沼ファリーザ写真展『食欲と性欲』(918日に終了)の特別イベントとして911日にトークショーが行われました。

ゲストにAVライターの雨宮まみさんをお迎えし、照沼ファリーザさんのキュートで毒気たっぷりの、大人と子供の間を揺れ動く絶妙な乙女心の世界に迫ったイベントの模様を、少しばかりですがお届けします。

 

雨宮まみ(以下 雨)「今日ここにある作品は全部自分で撮られている、ということなんですよね。」

照沼ファリーザ(以下 照)「はい。」

雨「(作品を指して)これなんかも、肉をバラ撒いて撮ったの?」

照「そうです。(作品の)中ではこれが一番サバイバーでしたね()初めて外で撮った写真なんですけれど、牛肉を15kg鞄にギュウギュウに詰めて公園に行って、人がいない隙に()

夏で、雨上がりだったから虫がすごくて()

雨「虫は平気なんですか?」

照「いえ、虫は平気というよりも苦手だから、むしろ気にして撮っているっていうのがあるので…」

雨「キモチワルイ!と感じながらも、むしろそういう部分を出して作品を撮っているということですか。」

照「そうですね。ジャマ者、悪役みたいな。」

雨「カワイイ対ワルモノ、みたいな感じですか()

照「そうですね()

雨「自分で(作品に)納得いくまで何度も撮るんですね」

照「出来上がったもの(作品)はキレイなんですけど、撮っている姿はかなりみすぼらしいです()

(中略)

雨「(実際に作品を撮るにあたって)どこまで決めてから(撮影に)行くんですか?ある程度ポーズとかテーマとかまで決まっていないと小道具等を用意するのも難しいですよね?」

照「だいたいノートに絵を描いて『これを撮る!』って決めてから撮ります。それで撮ったものを見ると、その絵とほとんど一緒なんですよ。『これを撮るぞ!』って決めたものにどんどん近づけていく、みたいな。だから無駄なカットがほとんどないんです。」

(中略)

雨「こういう作品のイメージっていうのはどこかで考えたりするんですか?」

照「うーん、やっぱりAVに影響されているところは大きいと思います。(作品を指して)これなんかもエロ雑誌の撮影に行ったときに、『男子公衆便所で露出』みたいな企画があって、その構図がすごく気に入って、それを再現したのがこれなんです。(中略)昔から好きなイメージもあるし、AVに影響されたイメージもあるし、という感じです。」

雨「AVってすごくエロい方向にいくじゃないですか、でも(ファリーザさんの)写真はそうじゃなくて、カワイイ方向にいっているな、と思うのですが。」

照「そうですね、『可哀想な感じ』というのがやっぱり好きなので。なんかやっぱりエッチなことって大人っぽいというか、AVとかも私は達者に()大人っぽくやっているところがあるけれど、それがすべてな訳ないじゃないですか。『エッチなこと怖い』っていう気持ちもあるし、それは誰でも子供の時とかは性的なこととかに『怖い』って思った事ってあると思うんですよ。それは今も自分の中にあるのだけれど、大人になって耐性が出来て、ただそれはまた違う自分だと思うんです。大人になった自分って子供のころから考えると、嫌だなぁと思う部分もあると思うんですが、でも自分を子供のままで守っているだけじゃ独りっきりで生きていくしかないので、そういうことに興味もあるけど、怖いと思うところもあって、困ったなっていう、そういう両面をあわせたのが自分だと思っているので…怖ければ怖いほど、そういうものにも憧れる、興味がある、気になる、っていうのもあると思うんですけど、たとえば私もAVではぶっかけとかそういうの好きなんですけど、普段はすごく潔癖なんですよ。」

雨「ビデオではそういう自分になれるけど、みたいな?」

照「いえ、潔癖だからこそ、ちょっと汚れた時に人よりも『ああ!!』ってなるというか()

雨「『とんだことになった!!』っていう()

照「私は子供っぽい気持ちだったり自分の世界っていうのを強く持っているところがあるので、両極端というか、そいういうのをわからないなりにやっているっていうのは『カワイイ』かな、と思うのですけれど。『迷える大人』みたいな…」

(中略)

雨「見ていて思うのですけど、『自分をカワイく見せたい』っていうのじゃなくて、写真を撮る側として、思い通りになるモデルとして自分がいる、みたいな、自分のことを切り離して考えているように思えるのですが。」

照「やっぱり自分のことばっかり見ている人って自分のことを上手く見せられないじゃないですか、客観視しないと、一度自分の世界から出て眺めないと、外から見ている人の目線で作れないな、というのはあります。」

 

◆最後に◆

照「とても自分を出している作品だから、人の意見とかも気になるのですが、それだけに共感してもらえたり感想を言ってもらえると、嬉しくて、そういう風に人とコミュニケーションをとれるのって幸せなことだな、と思って、がんばって良かったな、と感じています。有難うございました!」

 照沼ファリーザ写真展 『食欲と性欲』

ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

照沼ファリーザ写真展『食欲と性欲』(918日に終了)の特別イベントとして911日にトークショーが行われました。

ゲストにAVライターの雨宮まみさんをお迎えし、照沼ファリーザさんのキュートで毒気たっぷりの、大人と子供の間を揺れ動く絶妙な乙女心の世界に迫ったイベントの模様を、少しばかりですがお届けします。 

 

tterunuma1.jpg 雨宮まみ(以下 雨)「今日ここにある作品は全部自分で撮られている、ということなんですよね。」

照沼ファリーザ(以下 照)「はい。」

雨「(作品を指して)これなんかも、肉をバラ撒いて撮ったの?」

照「そうです。(作品の)中ではこれが一番サバイバーでしたね()初めて外で撮った写真なんですけれど、牛肉を15kg鞄にギュウギュウに詰めて公園に行って、人がいない隙に()

夏で、雨上がりだったから虫がすごくて()

雨「虫は平気なんですか?」

照「いえ、虫は平気というよりも苦手だから、むしろ気にして撮っているっていうのがあるので…」

雨「キモチワルイ!と感じながらも、むしろそういう部分を出して作品を撮っているということですか。」

照「そうですね。ジャマ者、悪役みたいな。」

雨「カワイイ対ワルモノ、みたいな感じですか()

照「そうですね()

雨「自分で(作品に)納得いくまで何度も撮るんですね」

照「出来上がったもの(作品)はキレイなんですけど、撮っている姿はかなりみすぼらしいです()

 雨「(実際に作品を撮るにあたって)どこまで決めてから(撮影に)行くんですか?ある程度ポーズとかテーマとかまで決まっていないと小道具等を用意するのも難しいですよね?」

照「だいたいノートに絵を描いて『これを撮る!』って決めてから撮ります。それで撮ったものを見ると、その絵とほとんど一緒なんですよ。『これを撮るぞ!』って決めたものにどんどん近づけていく、みたいな。だから無駄なカットがほとんどないんです。」

雨「こういう作品のイメージっていうのはどこかで考えたりするんですか?」

照「うーん、やっぱりAVに影響されているところは大きいと思います。(作品を指して)これなんかもエロ雑誌の撮影に行ったときに、『男子公衆便所で露出』みたいな企画があって、その構図がすごく気に入って、それを再現したのがこれなんです。(中略)昔から好きなイメージもあるし、AVに影響されたイメージもあるし、という感じです。」

雨「AVってすごくエロい方向にいくじゃないですか、でも(ファリーザさんの)写真はそうじゃなくて、カワイイ方向にいっているな、と思うのですが。」

照「そうですね、『可哀想な感じ』というのがやっぱり好きなので。なんかやっぱりエッチなことって大人っぽいというか、AVとかも私は達者に()大人っぽくやっているところがあるけれど、それがすべてな訳ないじゃないですか。『エッチなこと怖い』っていう気持ちもあるし、それは誰でも子供の時とかは性的なこととかに『怖い』って思った事ってあると思うんですよ。それは今も自分の中にあるのだけれど、大人になって耐性が出来て、ただそれはまた違う自分だと思うんです。大人になった自分って子供のころから考えると、嫌だなぁと思う部分もあると思うんですが、でも自分を子供のままで守っているだけじゃ独りっきりで生きていくしかないので、そういうことに興味もあるけど、怖いと思うところもあって、困ったなっていう、そういう両面をあわせたのが自分だと思っているので…怖ければ怖いほど、そういうものにも憧れる、興味がある、気になる、っていうのもあると思うんですけど、たとえば私もAVではぶっかけとかそういうの好きなんですけど、普段はすごく潔癖なんですよ。」

雨「ビデオではそういう自分になれるけど、みたいな?」

照「いえ、潔癖だからこそ、ちょっと汚れた時に人よりも『ああ!!』ってなるというか()  

雨「『とんだことになった!!』っていう()terunuma2.JPG

照「私は子供っぽい気持ちだったり自分の世界 っていうのを強く持っているところがあるので、両極端というか、そいういうのをわからないなりにやっているっていうのは『カワイイ』かな、と思うのですけれど。『迷える大人』みたいな…」

 

雨「見ていて思うのですけど、『自分をカワイく見せたい』っていうのじゃなくて 、写真を撮る側として、思い通りになるモデルとして自分がいる、みたいな、自分のことを切り離して考えているように思えるのですが。」 

照「やっぱり自分のことばっかり見ている人って自分のことを上手く見せられないじゃないですか、客観視しないと、一度自分の世界から出て眺めないと、外から見ている人の目線で作れないな、というのはあります。」 

 

◆最後に◆

照「とても自分を出している作品だから、人の意見とかも気になるのですが、それだけに共感してもらえたり感想を言ってもらえると、嬉しくて、そういう風に人とコミュニケーションをとれるのって幸せなことだな、と思って、がんばって良かったな、と感じています。有難うございました!」

 

照沼ファリーザ写真展 『食欲と性欲』

911()☆照沼ファリーザ特別トークイベント

ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

照沼ファリーザ写真展『食欲と性欲』(918日に終了)の特別イベントとして911日にトークショーが行われました。

ゲストにAVライターの雨宮まみさんをお迎えし、照沼ファリーザさんのキュートで毒気たっぷりの、大人と子供の間を揺れ動く絶妙な乙女心の世界に迫ったイベントの模様を、少しばかりですがお届けします。

 

雨宮まみ(以下 雨)「今日ここにある作品は全部自分で撮られている、ということなんですよね。」

照沼ファリーザ(以下 照)「はい。」

雨「(作品を指して)これなんかも、肉をバラ撒いて撮ったの?」

照「そうです。(作品の)中ではこれが一番サバイバーでしたね()初めて外で撮った写真なんですけれど、牛肉を15kg鞄にギュウギュウに詰めて公園に行って、人がいない隙に()

夏で、雨上がりだったから虫がすごくて()

雨「虫は平気なんですか?」

照「いえ、虫は平気というよりも苦手だから、むしろ気にして撮っているっていうのがあるので…」

雨「キモチワルイ!と感じながらも、むしろそういう部分を出して作品を撮っているということですか。」

照「そうですね。ジャマ者、悪役みたいな。」

雨「カワイイ対ワルモノ、みたいな感じですか()

照「そうですね()

雨「自分で(作品に)納得いくまで何度も撮るんですね」

照「出来上がったもの(作品)はキレイなんですけど、撮っている姿はかなりみすぼらしいです()

(中略)

雨「(実際に作品を撮るにあたって)どこまで決めてから(撮影に)行くんですか?ある程度ポーズとかテーマとかまで決まっていないと小道具等を用意するのも難しいですよね?」

照「だいたいノートに絵を描いて『これを撮る!』って決めてから撮ります。それで撮ったものを見ると、その絵とほとんど一緒なんですよ。『これを撮るぞ!』って決めたものにどんどん近づけていく、みたいな。だから無駄なカットがほとんどないんです。」

(中略)

雨「こういう作品のイメージっていうのはどこかで考えたりするんですか?」

照「うーん、やっぱりAVに影響されているところは大きいと思います。(作品を指して)これなんかもエロ雑誌の撮影に行ったときに、『男子公衆便所で露出』みたいな企画があって、その構図がすごく気に入って、それを再現したのがこれなんです。(中略)昔から好きなイメージもあるし、AVに影響されたイメージもあるし、という感じです。」

雨「AVってすごくエロい方向にいくじゃないですか、でも(ファリーザさんの)写真はそうじゃなくて、カワイイ方向にいっているな、と思うのですが。」

照「そうですね、『可哀想な感じ』というのがやっぱり好きなので。なんかやっぱりエッチなことって大人っぽいというか、AVとかも私は達者に()大人っぽくやっているところがあるけれど、それがすべてな訳ないじゃないですか。『エッチなこと怖い』っていう気持ちもあるし、それは誰でも子供の時とかは性的なこととかに『怖い』って思った事ってあると思うんですよ。それは今も自分の中にあるのだけれど、大人になって耐性が出来て、ただそれはまた違う自分だと思うんです。大人になった自分って子供のころから考えると、嫌だなぁと思う部分もあると思うんですが、でも自分を子供のままで守っているだけじゃ独りっきりで生きていくしかないので、そういうことに興味もあるけど、怖いと思うところもあって、困ったなっていう、そういう両面をあわせたのが自分だと思っているので…怖ければ怖いほど、そういうものにも憧れる、興味がある、気になる、っていうのもあると思うんですけど、たとえば私もAVではぶっかけとかそういうの好きなんですけど、普段はすごく潔癖なんですよ。」

雨「ビデオではそういう自分になれるけど、みたいな?」

照「いえ、潔癖だからこそ、ちょっと汚れた時に人よりも『ああ!!』ってなるというか()

雨「『とんだことになった!!』っていう()

照「私は子供っぽい気持ちだったり自分の世界っていうのを強く持っているところがあるので、両極端というか、そいういうのをわからないなりにやっているっていうのは『カワイイ』かな、と思うのですけれど。『迷える大人』みたいな…」

(中略)

雨「見ていて思うのですけど、『自分をカワイく見せたい』っていうのじゃなくて、写真を撮る側として、思い通りになるモデルとして自分がいる、みたいな、自分のことを切り離して考えているように思えるのですが。」

照「やっぱり自分のことばっかり見ている人って自分のことを上手く見せられないじゃないですか、客観視しないと、一度自分の世界から出て眺めないと、外から見ている人の目線で作れないな、というのはあります。」

 

◆最後に◆

照「とても自分を出している作品だから、人の意見とかも気になるのですが、それだけに共感してもらえたり感想を言ってもらえると、嬉しくて、そういう風に人とコミュニケーションをとれるのって幸せなことだな、と思って、がんばって良かったな、と感じています。有難うございました!」

 

照沼ファリーザ写真展 『食欲と性欲』

911()☆照沼ファリーザ特別トークイベント

ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

照沼ファリーザ写真展『食欲と性欲』(918日に終了)の特別イベントとして911日にトークショーが行われました。

ゲストにAVライターの雨宮まみさんをお迎えし、照沼ファリーザさんのキュートで毒気たっぷりの、大人と子供の間を揺れ動く絶妙な乙女心の世界に迫ったイベントの模様を、少しばかりですがお届けします。

 

雨宮まみ(以下 雨)「今日ここにある作品は全部自分で撮られている、ということなんですよね。」

照沼ファリーザ(以下 照)「はい。」

雨「(作品を指して)これなんかも、肉をバラ撒いて撮ったの?」

照「そうです。(作品の)中ではこれが一番サバイバーでしたね()初めて外で撮った写真なんですけれど、牛肉を15kg鞄にギュウギュウに詰めて公園に行って、人がいない隙に()

夏で、雨上がりだったから虫がすごくて()

雨「虫は平気なんですか?」

照「いえ、虫は平気というよりも苦手だから、むしろ気にして撮っているっていうのがあるので…」

雨「キモチワルイ!と感じながらも、むしろそういう部分を出して作品を撮っているということですか。」

照「そうですね。ジャマ者、悪役みたいな。」

雨「カワイイ対ワルモノ、みたいな感じですか()

照「そうですね()

雨「自分で(作品に)納得いくまで何度も撮るんですね」

照「出来上がったもの(作品)はキレイなんですけど、撮っている姿はかなりみすぼらしいです()

(中略)

雨「(実際に作品を撮るにあたって)どこまで決めてから(撮影に)行くんですか?ある程度ポーズとかテーマとかまで決まっていないと小道具等を用意するのも難しいですよね?」

照「だいたいノートに絵を描いて『これを撮る!』って決めてから撮ります。それで撮ったものを見ると、その絵とほとんど一緒なんですよ。『これを撮るぞ!』って決めたものにどんどん近づけていく、みたいな。だから無駄なカットがほとんどないんです。」

(中略)

雨「こういう作品のイメージっていうのはどこかで考えたりするんですか?」

照「うーん、やっぱりAVに影響されているところは大きいと思います。(作品を指して)これなんかもエロ雑誌の撮影に行ったときに、『男子公衆便所で露出』みたいな企画があって、その構図がすごく気に入って、それを再現したのがこれなんです。(中略)昔から好きなイメージもあるし、AVに影響されたイメージもあるし、という感じです。」

雨「AVってすごくエロい方向にいくじゃないですか、でも(ファリーザさんの)写真はそうじゃなくて、カワイイ方向にいっているな、と思うのですが。」

照「そうですね、『可哀想な感じ』というのがやっぱり好きなので。なんかやっぱりエッチなことって大人っぽいというか、AVとかも私は達者に()大人っぽくやっているところがあるけれど、それがすべてな訳ないじゃないですか。『エッチなこと怖い』っていう気持ちもあるし、それは誰でも子供の時とかは性的なこととかに『怖い』って思った事ってあると思うんですよ。それは今も自分の中にあるのだけれど、大人になって耐性が出来て、ただそれはまた違う自分だと思うんです。大人になった自分って子供のころから考えると、嫌だなぁと思う部分もあると思うんですが、でも自分を子供のままで守っているだけじゃ独りっきりで生きていくしかないので、そういうことに興味もあるけど、怖いと思うところもあって、困ったなっていう、そういう両面をあわせたのが自分だと思っているので…怖ければ怖いほど、そういうものにも憧れる、興味がある、気になる、っていうのもあると思うんですけど、たとえば私もAVではぶっかけとかそういうの好きなんですけど、普段はすごく潔癖なんですよ。」

雨「ビデオではそういう自分になれるけど、みたいな?」

照「いえ、潔癖だからこそ、ちょっと汚れた時に人よりも『ああ!!』ってなるというか()

雨「『とんだことになった!!』っていう()

照「私は子供っぽい気持ちだったり自分の世界っていうのを強く持っているところがあるので、両極端というか、そいういうのをわからないなりにやっているっていうのは『カワイイ』かな、と思うのですけれど。『迷える大人』みたいな…」

(中略)

雨「見ていて思うのですけど、『自分をカワイく見せたい』っていうのじゃなくて、写真を撮る側として、思い通りになるモデルとして自分がいる、みたいな、自分のことを切り離して考えているように思えるのですが。」

照「やっぱり自分のことばっかり見ている人って自分のことを上手く見せられないじゃないですか、客観視しないと、一度自分の世界から出て眺めないと、外から見ている人の目線で作れないな、というのはあります。」

 

◆最後に◆

照「とても自分を出している作品だから、人の意見とかも気になるのですが、それだけに共感してもらえたり感想を言ってもらえると、嬉しくて、そういう風に人とコミュニケーションをとれるのって幸せなことだな、と思って、がんばって良かったな、と感じています。有難うございました!」

 

照沼ファリーザ写真展 『食欲と性欲』

911()☆照沼ファリーザ特別トークイベント

ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

照沼ファリーザ写真展『食欲と性欲』(918日に終了)の特別イベントとして911日にトークショーが行われました。

ゲストにAVライターの雨宮まみさんをお迎えし、照沼ファリーザさんのキュートで毒気たっぷりの、大人と子供の間を揺れ動く絶妙な乙女心の世界に迫ったイベントの模様を、少しばかりですがお届けします。

 

雨宮まみ(以下 雨)「今日ここにある作品は全部自分で撮られている、ということなんですよね。」

照沼ファリーザ(以下 照)「はい。」

雨「(作品を指して)これなんかも、肉をバラ撒いて撮ったの?」

照「そうです。(作品の)中ではこれが一番サバイバーでしたね()初めて外で撮った写真なんですけれど、牛肉を15kg鞄にギュウギュウに詰めて公園に行って、人がいない隙に()

夏で、雨上がりだったから虫がすごくて()

雨「虫は平気なんですか?」

照「いえ、虫は平気というよりも苦手だから、むしろ気にして撮っているっていうのがあるので…」

雨「キモチワルイ!と感じながらも、むしろそういう部分を出して作品を撮っているということですか。」

照「そうですね。ジャマ者、悪役みたいな。」

雨「カワイイ対ワルモノ、みたいな感じですか()

照「そうですね()

雨「自分で(作品に)納得いくまで何度も撮るんですね」

照「出来上がったもの(作品)はキレイなんですけど、撮っている姿はかなりみすぼらしいです()

(中略)

雨「(実際に作品を撮るにあたって)どこまで決めてから(撮影に)行くんですか?ある程度ポーズとかテーマとかまで決まっていないと小道具等を用意するのも難しいですよね?」

照「だいたいノートに絵を描いて『これを撮る!』って決めてから撮ります。それで撮ったものを見ると、その絵とほとんど一緒なんですよ。『これを撮るぞ!』って決めたものにどんどん近づけていく、みたいな。だから無駄なカットがほとんどないんです。」

(中略)

雨「こういう作品のイメージっていうのはどこかで考えたりするんですか?」

照「うーん、やっぱりAVに影響されているところは大きいと思います。(作品を指して)これなんかもエロ雑誌の撮影に行ったときに、『男子公衆便所で露出』みたいな企画があって、その構図がすごく気に入って、それを再現したのがこれなんです。(中略)昔から好きなイメージもあるし、AVに影響されたイメージもあるし、という感じです。」

雨「AVってすごくエロい方向にいくじゃないですか、でも(ファリーザさんの)写真はそうじゃなくて、カワイイ方向にいっているな、と思うのですが。」

照「そうですね、『可哀想な感じ』というのがやっぱり好きなので。なんかやっぱりエッチなことって大人っぽいというか、AVとかも私は達者に()大人っぽくやっているところがあるけれど、それがすべてな訳ないじゃないですか。『エッチなこと怖い』っていう気持ちもあるし、それは誰でも子供の時とかは性的なこととかに『怖い』って思った事ってあると思うんですよ。それは今も自分の中にあるのだけれど、大人になって耐性が出来て、ただそれはまた違う自分だと思うんです。大人になった自分って子供のころから考えると、嫌だなぁと思う部分もあると思うんですが、でも自分を子供のままで守っているだけじゃ独りっきりで生きていくしかないので、そういうことに興味もあるけど、怖いと思うところもあって、困ったなっていう、そういう両面をあわせたのが自分だと思っているので…怖ければ怖いほど、そういうものにも憧れる、興味がある、気になる、っていうのもあると思うんですけど、たとえば私もAVではぶっかけとかそういうの好きなんですけど、普段はすごく潔癖なんですよ。」

雨「ビデオではそういう自分になれるけど、みたいな?」

照「いえ、潔癖だからこそ、ちょっと汚れた時に人よりも『ああ!!』ってなるというか()

雨「『とんだことになった!!』っていう()

照「私は子供っぽい気持ちだったり自分の世界っていうのを強く持っているところがあるので、両極端というか、そいういうのをわからないなりにやっているっていうのは『カワイイ』かな、と思うのですけれど。『迷える大人』みたいな…」

(中略)

雨「見ていて思うのですけど、『自分をカワイく見せたい』っていうのじゃなくて、写真を撮る側として、思い通りになるモデルとして自分がいる、みたいな、自分のことを切り離して考えているように思えるのですが。」

照「やっぱり自分のことばっかり見ている人って自分のことを上手く見せられないじゃないですか、客観視しないと、一度自分の世界から出て眺めないと、外から見ている人の目線で作れないな、というのはあります。」

 

◆最後に◆

照「とても自分を出している作品だから、人の意見とかも気になるのですが、それだけに共感してもらえたり感想を言ってもらえると、嬉しくて、そういう風に人とコミュニケーションをとれるのって幸せなことだな、と思って、がんばって良かったな、と感じています。有難うございました!」

 

照沼ファリーザ写真展 『食欲と性欲』

911()☆照沼ファリーザ特別トークイベント

ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

照沼ファリーザ写真展『食欲と性欲』(918日に終了)の特別イベントとして911日にトークショーが行われました。

ゲストにAVライターの雨宮まみさんをお迎えし、照沼ファリーザさんのキュートで毒気たっぷりの、大人と子供の間を揺れ動く絶妙な乙女心の世界に迫ったイベントの模様を、少しばかりですがお届けします。

 

雨宮まみ(以下 雨)「今日ここにある作品は全部自分で撮られている、ということなんですよね。」

照沼ファリーザ(以下 照)「はい。」

雨「(作品を指して)これなんかも、肉をバラ撒いて撮ったの?」

照「そうです。(作品の)中ではこれが一番サバイバーでしたね()初めて外で撮った写真なんですけれど、牛肉を15kg鞄にギュウギュウに詰めて公園に行って、人がいない隙に()

夏で、雨上がりだったから虫がすごくて()

雨「虫は平気なんですか?」

照「いえ、虫は平気というよりも苦手だから、むしろ気にして撮っているっていうのがあるので…」

雨「キモチワルイ!と感じながらも、むしろそういう部分を出して作品を撮っているということですか。」

照「そうですね。ジャマ者、悪役みたいな。」

雨「カワイイ対ワルモノ、みたいな感じですか()

照「そうですね()

雨「自分で(作品に)納得いくまで何度も撮るんですね」

照「出来上がったもの(作品)はキレイなんですけど、撮っている姿はかなりみすぼらしいです()

(中略)

雨「(実際に作品を撮るにあたって)どこまで決めてから(撮影に)行くんですか?ある程度ポーズとかテーマとかまで決まっていないと小道具等を用意するのも難しいですよね?」

照「だいたいノートに絵を描いて『これを撮る!』って決めてから撮ります。それで撮ったものを見ると、その絵とほとんど一緒なんですよ。『これを撮るぞ!』って決めたものにどんどん近づけていく、みたいな。だから無駄なカットがほとんどないんです。」

(中略)

雨「こういう作品のイメージっていうのはどこかで考えたりするんですか?」

照「うーん、やっぱりAVに影響されているところは大きいと思います。(作品を指して)これなんかもエロ雑誌の撮影に行ったときに、『男子公衆便所で露出』みたいな企画があって、その構図がすごく気に入って、それを再現したのがこれなんです。(中略)昔から好きなイメージもあるし、AVに影響されたイメージもあるし、という感じです。」

雨「AVってすごくエロい方向にいくじゃないですか、でも(ファリーザさんの)写真はそうじゃなくて、カワイイ方向にいっているな、と思うのですが。」

照「そうですね、『可哀想な感じ』というのがやっぱり好きなので。なんかやっぱりエッチなことって大人っぽいというか、AVとかも私は達者に()大人っぽくやっているところがあるけれど、それがすべてな訳ないじゃないですか。『エッチなこと怖い』っていう気持ちもあるし、それは誰でも子供の時とかは性的なこととかに『怖い』って思った事ってあると思うんですよ。それは今も自分の中にあるのだけれど、大人になって耐性が出来て、ただそれはまた違う自分だと思うんです。大人になった自分って子供のころから考えると、嫌だなぁと思う部分もあると思うんですが、でも自分を子供のままで守っているだけじゃ独りっきりで生きていくしかないので、そういうことに興味もあるけど、怖いと思うところもあって、困ったなっていう、そういう両面をあわせたのが自分だと思っているので…怖ければ怖いほど、そういうものにも憧れる、興味がある、気になる、っていうのもあると思うんですけど、たとえば私もAVではぶっかけとかそういうの好きなんですけど、普段はすごく潔癖なんですよ。」

雨「ビデオではそういう自分になれるけど、みたいな?」

照「いえ、潔癖だからこそ、ちょっと汚れた時に人よりも『ああ!!』ってなるというか()

雨「『とんだことになった!!』っていう()

照「私は子供っぽい気持ちだったり自分の世界っていうのを強く持っているところがあるので、両極端というか、そいういうのをわからないなりにやっているっていうのは『カワイイ』かな、と思うのですけれど。『迷える大人』みたいな…」

(中略)

雨「見ていて思うのですけど、『自分をカワイく見せたい』っていうのじゃなくて、写真を撮る側として、思い通りになるモデルとして自分がいる、みたいな、自分のことを切り離して考えているように思えるのですが。」

照「やっぱり自分のことばっかり見ている人って自分のことを上手く見せられないじゃないですか、客観視しないと、一度自分の世界から出て眺めないと、外から見ている人の目線で作れないな、というのはあります。」

 

◆最後に◆

照「とても自分を出している作品だから、人の意見とかも気になるのですが、それだけに共感してもらえたり感想を言ってもらえると、嬉しくて、そういう風に人とコミュニケーションをとれるのって幸せなことだな、と思って、がんばって良かったな、と感じています。有難うございました!」

 

照沼ファリーザ写真展 『食欲と性欲』

911()☆照沼ファリーザ特別トークイベント

ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

照沼ファリーザ写真展『食欲と性欲』(918日に終了)の特別イベントとして911日にトークショーが行われました。

ゲストにAVライターの雨宮まみさんをお迎えし、照沼ファリーザさんのキュートで毒気たっぷりの、大人と子供の間を揺れ動く絶妙な乙女心の世界に迫ったイベントの模様を、少しばかりですがお届けします。

 

雨宮まみ(以下 雨)「今日ここにある作品は全部自分で撮られている、ということなんですよね。」

照沼ファリーザ(以下 照)「はい。」

雨「(作品を指して)これなんかも、肉をバラ撒いて撮ったの?」

照「そうです。(作品の)中ではこれが一番サバイバーでしたね()初めて外で撮った写真なんですけれど、牛肉を15kg鞄にギュウギュウに詰めて公園に行って、人がいない隙に()

夏で、雨上がりだったから虫がすごくて()

雨「虫は平気なんですか?」

照「いえ、虫は平気というよりも苦手だから、むしろ気にして撮っているっていうのがあるので…」

雨「キモチワルイ!と感じながらも、むしろそういう部分を出して作品を撮っているということですか。」

照「そうですね。ジャマ者、悪役みたいな。」

雨「カワイイ対ワルモノ、みたいな感じですか()

照「そうですね()

雨「自分で(作品に)納得いくまで何度も撮るんですね」

照「出来上がったもの(作品)はキレイなんですけど、撮っている姿はかなりみすぼらしいです()

(中略)

雨「(実際に作品を撮るにあたって)どこまで決めてから(撮影に)行くんですか?ある程度ポーズとかテーマとかまで決まっていないと小道具等を用意するのも難しいですよね?」

照「だいたいノートに絵を描いて『これを撮る!』って決めてから撮ります。それで撮ったものを見ると、その絵とほとんど一緒なんですよ。『これを撮るぞ!』って決めたものにどんどん近づけていく、みたいな。だから無駄なカットがほとんどないんです。」

(中略)

雨「こういう作品のイメージっていうのはどこかで考えたりするんですか?」

照「うーん、やっぱりAVに影響されているところは大きいと思います。(作品を指して)これなんかもエロ雑誌の撮影に行ったときに、『男子公衆便所で露出』みたいな企画があって、その構図がすごく気に入って、それを再現したのがこれなんです。(中略)昔から好きなイメージもあるし、AVに影響されたイメージもあるし、という感じです。」

雨「AVってすごくエロい方向にいくじゃないですか、でも(ファリーザさんの)写真はそうじゃなくて、カワイイ方向にいっているな、と思うのですが。」

照「そうですね、『可哀想な感じ』というのがやっぱり好きなので。なんかやっぱりエッチなことって大人っぽいというか、AVとかも私は達者に()大人っぽくやっているところがあるけれど、それがすべてな訳ないじゃないですか。『エッチなこと怖い』っていう気持ちもあるし、それは誰でも子供の時とかは性的なこととかに『怖い』って思った事ってあると思うんですよ。それは今も自分の中にあるのだけれど、大人になって耐性が出来て、ただそれはまた違う自分だと思うんです。大人になった自分って子供のころから考えると、嫌だなぁと思う部分もあると思うんですが、でも自分を子供のままで守っているだけじゃ独りっきりで生きていくしかないので、そういうことに興味もあるけど、怖いと思うところもあって、困ったなっていう、そういう両面をあわせたのが自分だと思っているので…怖ければ怖いほど、そういうものにも憧れる、興味がある、気になる、っていうのもあると思うんですけど、たとえば私もAVではぶっかけとかそういうの好きなんですけど、普段はすごく潔癖なんですよ。」

雨「ビデオではそういう自分になれるけど、みたいな?」

照「いえ、潔癖だからこそ、ちょっと汚れた時に人よりも『ああ!!』ってなるというか()

雨「『とんだことになった!!』っていう()

照「私は子供っぽい気持ちだったり自分の世界っていうのを強く持っているところがあるので、両極端というか、そいういうのをわからないなりにやっているっていうのは『カワイイ』かな、と思うのですけれど。『迷える大人』みたいな…」

(中略)

雨「見ていて思うのですけど、『自分をカワイく見せたい』っていうのじゃなくて、写真を撮る側として、思い通りになるモデルとして自分がいる、みたいな、自分のことを切り離して考えているように思えるのですが。」

照「やっぱり自分のことばっかり見ている人って自分のことを上手く見せられないじゃないですか、客観視しないと、一度自分の世界から出て眺めないと、外から見ている人の目線で作れないな、というのはあります。」

 

◆最後に◆

照「とても自分を出している作品だから、人の意見とかも気になるのですが、それだけに共感してもらえたり感想を言ってもらえると、嬉しくて、そういう風に人とコミュニケーションをとれるのって幸せなことだな、と思って、がんばって良かったな、と感じています。有難うございました!」

只今開催中の田中欣一×金井清顕展の後、再来週104()から1週間、二代目五寸釘寅吉の展覧会を開催致します!

 

■目白バタイユ 改メ 二代目 五寸釘寅吉展 『ニンフェットエロチカ』

104()109()

画報用1.jpg

世の中にはロリコンが溢れてゐる。それは私自身がロリコンDVDをネツト販売してゐたのでよく知つてゐる。

ま、それが元で私は警視庁に児ポ法違反で逮捕された。

 

懲役一年六月、執行猶予は四年といふ厳しいものだつた。この四年間を何とかおとなしく暮らしていくにはどうしたらいいものかといろいろ考へた。最初の一年は、アダルトDVDを製作・監督してゐたのでそのカネでで凌いでゐた。が、DVD100タイトル近くリリースしてゐるうちに在庫返品となり、ほかに何かいいシノギはないかと思案してゐた。

 

たまたま、母方の祖父と曽祖父が画家だつたこともあり、私は誰に習ふこともなく絵が描けたので、今度はその自分の描いた絵をネツトオークシヨンに出品してみた。すると二年間で三百枚近くの絵が売れた。つまりなし崩し的に画家になつてしまつたといふ按配式。

 

今回のニンフェット・エロチカは、所謂『児童エロチカ』と同義語として用ゐたタイトルです。児童ポルノは必要悪とは云へ、生産されてはならないものだと思ひます。そこで、世間のロリコン趣味の方々が、絵をおかずにオナニーできるやうな作品を描きたいと思つた訳です。三島由紀夫が聖セバスチャンの殉教図を見ながら手淫に耽つたやうに。

 

基本的に、私は細身の垂れ乳が好きな熟女マニアで、くたびれた肉体を描くのを得意としておりましたので、いきなり瑞々しい少女たちの絵を描くのは至難の業でした。しかし描いてゐるうちに、その未発達な身体の曲線や無垢な眼差しに「萌え」を感じる人たちの気持ちが理解できるやうになりました。

 

今回の展示は『ニンフェット・エロチカ』『ガールフレンド』『裸婦単体』『その他』の四部構成になつております。ガールフレンドはレズビアンを題材に昨年から描きためておいた作品群です。(ちなみに私のАV第一回作品はレズものでした)私は芸人時代よくホモ落語といふのを口演しておりましたが、その極北にあるレズビアンたちの甘美な世界を描きたくなり絵にしました。

 

前科者にして、且つ統合失調症である私には、もはや絵を描くといふ行為以外に、良いことは何もできないので、一枚一枚下手なりにも心を込めて描きました。尚、二代 五寸釘寅吉といふペンネームは、かの脱獄犯・西川寅吉の仇名から勝手に拝借したものです。

前非を悔ひ、懺悔講演行脚をした氏の後を継ぎ、「もう悪いことはしません」といふ当てにならない誓ひを込めて、執行猶予明けの社会復帰第一弾の個展となれば幸いです。

 

 (二代目 五寸釘寅吉)

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二代目五寸釘寅吉/プロフィール

1968年東京生 浪曲師・ラッパー・ヴァイオリン演歌師・落語家・右翼などなど、さまざまな職業に従事している最中、児ポ法違反で執行猶予期間をもらい、何とかその期間をおとなしく過ごすために絵を描き始める。平成22年薔薇画廊 新人コンクール佳作賞受賞。

 

 

写真家田中欣一氏の緊縛作品を画家金井清顕が描く。SM写真とエロチック絵画の幻想コラボレーション展の第二段!金井・田中画像.jpg

来週9月20日(月・祝)~田中欣一&金井清顕の展覧会がスタート致します。2007年に開催した展示では、田中欣一の撮りためてきた写真から、金井清顕がインスパイアを受け、田中作品の世界を自身の作品の中で再構築させ、互いの作品を高めあう良きコラボレーション展となりました。それから3年、新たな作品を携えて二人展が再び開催されます!

互いの作品について、お二人に語って頂きました。

 

【田中欣一】
金井さんとはワイレア出版(SMスナイパー誌)の忘年会で知り合いました。お話をしてゆくうちに私が以前撮ったことのある日活ロマンポルノのポスターの背景を書かれていたと言うことが分かりびっくりいたしました。不思議な縁ですね。
そんな縁続きで今度は、私の写真を絵にしたいと申し出がありました。私は快く受け入れましたが実はもう数枚描いていて、私の写真と見間違う、いやそれ以上の迫力で拝見させていただきました。二人展のことも金井さんからお話があり、やらせていただきました。早いものであれから3年も経つのですね。今は「スナイパー」も休刊となり私の写真も貴重になってしまいました。

Kt-world.jp(田中欣一の世界)で公開していますが、オリジナル原稿のすばらしさと金井画伯の迫力のある絵をを是非ご堪能ください。帰りは銀座で一杯どうですか?

 

田中欣一 Kinichi Tanaka / プロフィール
1947
年埼玉県三郷市生まれ。1969年日本大学芸術学部写真学科卒業。1969-70年東映制作所にて「キーハンター」「プレイガール」等の宣伝スチールを担当。1971-1987年ピンク映画、にっかつポルノのポスター、スチールを担当16年間、約800本手がける。1988年~現在アダルト系の月刊誌グラビア(S&Mスナイパー等多数)担当、写真集「緊縛紀行」、「浮世草子」、「ヒップホップ」、等多数。現在、新宿と埼玉三郷市でレンタルスタジオを経営。

 田中&金井 サイト用画像1.jpg

【金井清顕】

田中先生の緊縛写真は、昔からよく雑誌で見て意識していました。背後からの光で、強く白いハイライトが女体の淵に入っているとか、横たわる女の股間から奥の顔までピントがカッチリ合っていたりとか、ライトの数を多く使用して撮影されているので、肌の質感が良く出て、いかにも女体が「美味しそう」に撮れてることなどが好ましいのです。この品格のある画質で、とんでもなく卑猥な事が行われてる絵柄。それが私にとって、田中欣一作品の大きな魅力ですね。ただ、多くの人は網点印刷などによって掲載された雑誌のものしか目にされていないワケですから、ぜひ一度、大きな印画紙にプリントされた、滑らかでクリアーな緊縛作品をご覧になり、女体美を堪能し、かつ、感動して頂きたいと思います。

 

金井清顕 Kiyoaki Kanai / プロフィール
福岡県生まれ。日本工学院専門学校の芸術学部で映像作家を目指すが断念。1981年デザイン会社でチラシ広告用カット・イラストを担当、1988年フリーランスに。ブックカバー、ポスター、パッケージイラストなどを手掛ける。 200210月~20049月 S&Mスナイパー誌に「ロマン絵画館の逆襲」を連載。20041月ヴァニラ画廊にて、個展「ロマン絵画館の逆襲展」開催。2005年漫画制作開始。2007年写真家、田中欣一とヴァニラ画廊にて二人展開催。現在福岡県在住。

 

皆様のお越しをお待ちしております。 

照沼ファリーザ写真展「食欲と性欲」

 

只今絶賛開催中の写真展では、新作の展示も行っております。

わたしの存在自体が、芸術なのです」という言葉がこんなにも説得力を持つ作品のパワー、そして過剰なまでに溢れるロマンティックな乙女心が沁みる写真展となっております。

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※911日(土)照沼ファリーザ特別トークイベントに関してのお知らせです。

 

イベント開場時間は1650を予定しております。

今イベントは先着順のご案内となります。予約制ではございませんので、会場外にお並び頂いた順にご案内となります。(イベントが始まってからのご入場はお断りさせて頂く場合がございますので、あらかじめご了承下さい。)

11日の通常営業はイベント設営の為、16時で終了となりますので、予めご了承下さい。

 

■911()17時〜照沼ファリーザ特別トークイベント
入場料1500(1ドリンク付) ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

展示は918()まで。皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

 

 

 

  

田亀源五郎個展「WORKS」にて開催致しました特別トークイベントの模様を少しだけお届け致します。■814日ゲスト:沢辺均&雨宮まみ

(以下、田亀→田、沢辺→沢、雨宮→雨)

田亀 イベントの様子.jpg

 

◆田亀氏の漫画作品について

 田亀さんの描かれるストーリーは凄く良いですよね。中村うさぎさんがエロスは差別だという事をおっしゃっていて、差別があるからこそ興奮するって。

 あ、でもよくわかります。私SMをやりたかったんだけれど、なぜだか髭が生え揃うまではSMはできないと思っていたの(笑)

 その頃読んでいた本の影響ですか?

 その頃読んでいた本には髭なんて殆ど出てこなかった。私がデビューする頃まではゲイ雑誌って顎髭ご法度みたいなところありましたよね。口髭ぐらいで。だから顎髭をどかんと出したのって私が最初なんじゃないかな。私が出るまでは「熊」っていうキーワードも無かったかも。私が初めて「熊系」って主張した。(笑)デビューしたての頃に1年間書いていたイラストエッセイでいかに「熊」は素晴らしいかなど書いたり。本当にそれまでは皆無だったはずですよ。実際世の中にも髭はやしている人はあまりいなかったし。和風でいうとやはり短髪で、ビデオが出てくるようになってようやく口髭が多少。長谷川サダオさんが例外的に口髭をたまに描いていらした。あと、『ゲイ・エロティックアート3』に収録予定の竹内譲二さんの絵がわりとアメリカナイズされた絵だったので、顎髭とかちょっとあったぐらいで。私がそういうのを描き始めたのも日本のゲイ雑誌からではなくてもっぱらアメリカの雑誌からでした。ハードゲイみたいな文脈で見ていた。私が描き始めたら、今まで見たことはなかったけれども、これはイケるじゃない?みたいな人が出てきたらしくて、そこからわりと「熊」だの顎髭だのというのが広がりましたね。

 

 面白いのは最近ボーイズラブでも似た現象が起こっていて、とあるBLのアンソロジーがあるのですが、私が日露戦争の話でサンタクロースみたいなおじいちゃんを出したら、当時はあまり無かったらしく、色んな人から「おじいちゃん受け」に目覚めたって(笑)

 すごく可愛いですよね。あのおじいちゃん…

 結構人間って見て初めてわかる自分のセクシャリティーってあるんだな…と。

 それはそうですよ。無で思い出せないもん。「これどう?」っていわれて、「良い」とか「好き」とか言えるんだもんね。

 世間的にはわりとセクシーな女の人はこういうものだとか、イケメンはこういうものだとか、基本的にそういうものだとおもっているひとがそこそこいて、そういう人で本当の根っこの所ではそういうものは好きではないんだけれど、でもこういうものだと刷り込まれているから欲情していたものが、いざ本命みたいなものが出てきてしまって、あ、こっちだったの?!って。

 なんでこんなにドキドキしちゃうんだろうって自分でもわからなくて。

 おもしろかったのはG-menを創刊した頃にスタッフの中でジャニ系を好きな人がいて、その人はセックスの指向というよりもゲイ雑誌で何かをやりたいっていう感じでG-menでお仕事するようになったのだけれど、最初は自分はジャニ系好きだからこういう野郎系はちょっと…っていう感じだったんだけれど、半年経たないうちに野郎系好きになってましたね。今まではこれがまともっていうのが、意識的か無意識的かわからないのだけれど、その人の中ではあって、でもそれと自分の本質は違うっていうのを実際に写真とかモデルとか見ることによって自覚したっていう。

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◆ゲイ・エロティックアートについて

 田亀さんの不思議な所は、自分でも描くわけだけれど、ゲイのエロ絵画に対する興味やリスペクトが強いじゃないですか。それはどういう所からきているんでしょうか。

 元々物凄く好きなものに対してはわりとオタク気質で、色々調べちゃうのはあるんです。でもゲイエロに関しては30パーセントくらい使命感みたいなものがありますね。つまり私が本格的にゲイ雑誌に描くようになって、当然読者だった時代に色んな方の絵を見ているわけですが、その影響で自分も描くようになって、日本ですと過去に描かれたものを見れる機会が雑誌に載ったらそれでおしまいだったので、全く無かったのです。対して海外ではどうかと目を向けると、ヴィンテージの昔のゲイの写真とか画集が出ている。そんなに大きなマーケットでは無いのですがちゃんと出版されている。それの影響を受けて今の自分がいますという事を公言する人が、ゲイアートに限らず、コマーシャルアートの世界でもごく当たり前に発言している。そのような状況がとても良いなと思ったんです。対して日本だと顧みられないで、埋もれてしまっていくのは悲しいなと思っていた所で、とある方から私が好きだったイラストの原画をいくつかまとめて頂く機会を頂いたのですが、頂いた原画がコラージュされちゃっていたんですね。顔が気に食わないところは別の顔を切り抜いて貼って。そういう状態の原画が半分くらいで、それを見て、ああちょっとこれは悲しいなぁと思ったのと、あとやっぱり似たようなパターンで、そういうことを色々と調べていたらある方を紹介して頂けたんですけど、伺ってみると「(作品を)ついこの間処分しちゃったわ」っていうことだったり、また私の知り合いの人で、付き合っていた人に「そういういやらしいものはダメだ」と諭されて(作品を)処分しちゃったなんていう話もあって、そういう状況をなんとかしたいなっていう気持ちはあったんです。それでとりあえず、データベースのような形としてでも何とか残しておきたいなと思って、サイトにそういうページを作ったんです。それで、松沢さんだったかな?が、沢辺さんを紹介してくれて。

 僕が松沢さんと話していて、日本のゲイ雑誌の作品を、ちゃんと体系的に一冊にまとめたものを出したいよね、という話は何となくしていて、それをやるなら田亀さんしかいないよね、という話になって。

 それで、最初は私の方から「こういう風にしたい!」という壮大なプランを抱えていったんですけど、そうしたら沢辺さんに「いや、それは無理だよ田亀さん」って言われて(笑)「出せるところから出していけば良いよ」っていう話になって。

 それで一巻ずつ出していって、四巻は、これは未定なんだけど、俺としては田亀源五郎全集にしたいなって考えていて。まあ、田亀さんもそうなのかもしれないけど、自分も、あらかじめ「アートですよ」って決まっていない分野、そういうものに魅かれるんだよね。今は下手したら(そういう分野の作品は)捨てられちゃうわけ。そういうところも良いんだし、しょうがないことだとも思うんだけど、百年経ったら状況が変わるわけだよね。そういうのに興味がある。

 私なんかはどこかで、価値観をひっくり返したいっていうのはすごくあるんですね。

2巻を出した時に、村上隆さんと田亀さんでトークイベントを行ったのですが、その時に村上さんは、アートの根源の、アートを作る人の欲望の量が強くならないとアートにならないって言っていて、「ゲイアートの人たちの作品を見ると本当に欲望が強いと思うんですよね」って(笑)他の人と比べてとかではなく、その欲望をモノにしようっていうのが、強いよねって。で、実際の性生活はどうなんですか?(笑)

 一時期はね、結構追求したんですよ、性生活を。でもね、絵で描いてるみたいにはいかないじゃない(笑)ロールプレイングみたいになっちゃうのはつまらないなって。

かといってセックスの為に日常生活を捨てられるかっていうとそういうのも私には躊躇われるんですね。

 だから誤解されないように今一度強調しておくと(笑)田亀さんの「欲望が強い」っていうのは、セックスに対してっていうよりも、そのことを絵や物語にするっていう欲望なんだよね。

田 確かにね、私も海外のアートを生業としている人たちの口からよくきく言葉というのが「パワフル」っていう言葉なんです。アート的な価値観で見た絵の善し悪しを「ビューティフル」とか「エレガント」とかではなく、「パワフル」であるかないかっていうことで形容する人が多いです。確かに私も他の作家さんの作品を見ていて、何か自分に迫ってくるものがあると「お金出してでも欲しい」とか思うし、そうじゃなくてもっとサラっとした感じだと、「良いけどお金出すほどじゃない」って、そういうのは自分の中にありますね。

 

◆お客様との質疑応答

Q.近年やおい系とゲイカルチャーのミクスチャーが起きているが、(作品に)「女性目線をとり入れてもいいな」と田亀先生が思った心境の変化について。

 

 ミクスチャーっていうのは実は昔から起きているんですね。私がデビューしたころの「さぶ」に、当時の「june」の作家さんが名前を変えて描いていたり、「さぶ」で連載されていたものを、挿絵だけ女性向けに変えて出ていた「ロマンジュネ」というものもありました。ですからミクスチャーというのは皆さんが思っているほど最近起きたことではなく、もっと奥深いところからきているんですね。ですが、一つ変わったことがあるとすれば、当時の「ジュネ」がボーイズラブであったということは、それは同時に「耽美」「禁断の愛」だったんですね。私はその「禁断の愛」とセットになっている当時の「ジュネ」は嫌でした。「あなたたちが美化するのは構わないけれど、禁じられる筋合いはない」っていう(笑)ところがボーイズラブになって、いきなり軽くなったんですね。ただ今も色々なボーイズラブ漫画があって、少女マンガの男同士版みたいなものにはおよそ私の入る隙間はない、と思っちゃうんだけど、エロを前に押している感じのところは、お呼びがかかれば行きますよ、という感じで描いています。

 

Q.絵柄の変化について、これから漫画家としてどのように進化をしていくのか。

 

 変化っていうのは結構自然なものなんですね。ただいつも理想にしている絵っていうのがあるんですけれども、それも変わっていきます。私の場合、初期は「勢い」のある線を描きたくて、それがある時期からもう少し形をしっかりと描いていく風に変わって、ただ『君よ知るや南の獄』を描いた後に、この線でやっていける究極のところまでは行ったかな、これ以上この形を続けても、硬直した様式美の様なものはあるかもしれないけれど、そこから何かが発展していくことはないだろうな、と感じて、自分の線を壊していく作業をしたんです。私が感じる限界っていうのはおそらく「漫画の線」の限界なんですね。そこで「漫画」から伝統的な「ペン画」の線、息遣いが伝わるような線にシフトしていったんです。それでもう一度自分の線に愛着が持てました。田亀イベント 出演者3名.jpg

 

 ※ご出演の皆さま、お越し頂きました皆さま、ありがとうございました。

  イベントのほんの一部でしたがお楽しみ頂けたでしょうか。

会期中は圧倒的な熱量を持ちながらも、細部まで描きこまれた緻密な作品群が並び、パワフルな展覧会となりました。ヴァニラ画廊では展覧会に引き続き田亀源五郎の書籍を取り扱っておりますので、スタッフまでお申し付け下さい。