照沼ファリーザ展「食欲と性欲」

照沼ファリーザ展「食欲と性欲」照沼 サイトトップ.jpg96日よりスタートする展覧会前にヴァニラ学園にて行われたイベント「恋愛法廷」の中で、自身の作品について語って頂きました。

 

―ご自身で写真を撮られるようになったのはどのような経緯からでしょうか。

 AV女優を始めて5年くらいなのですけれど、最初は何もわからないから皆大人で監督とかスチールさんも凄い人で、私のエロスなんて見透かされている感じのイメージだったんですが、3年目くらいから、あれそうでもないかな…と 笑

私は私。私はこうゆうのが表現したいっていうのが出てきて、自分のイメージするエッチで可愛い作品が作りたいと思うようになり制作を始めました。

 

―作品をすべてセルフポートレートで撮られるのは何か意図があるのでしょうか。

 やっぱり作品の良さや伝えたい部分がそれをわかっている人が演じた方が良いと思います。私が良いと思うものを作るためには、「これ何が良いんだろう」って思っている可愛い子を使うよりも、自分が被写体になる方が説得力もあるし、自分の意思で制作できるので、自分でモデルもやっています。照沼 プロフィール用写真.jpg

 

―照沼さんの作品はどれも女性らしいですね。可愛くてエロいです。

 綺麗とか格好いいって言葉は憧れで、自分とは別物な感じがします。可愛いって言葉は目下な感じで感情移入しないと出てこない言葉ですよね。

 

―照沼さんの写真は色使いなんかも少しグロテスクな所があって、それはご自分の中で意識はされているのでしょうか?

 自分はグロいのが好きなわけではなくて、逆に潔癖な部分が強いのですが、いやらしいものとか、いけないものだと感じる心や恥ずかしいという感情にハっとする所があります。ぶっかけとかメッシー系だとぐちゃぐちゃに汚されたりとかロリ系の可愛いって感じの人が可哀想な感じになるのが好きです。可愛くてお人形さんみたいなドレスとか着ているんだけれども、それだけで可愛いというよりも、そこで百足が足に乗っかっちゃっているような可哀想な感じが大好きなんです。可哀想っていうのは可愛いをより引き立てると思います。そうは言ってもTheSMっていう感じではなく作品を制作したいです。この写真は私の中の趣味がとても現れている感じです。

 

―照沼さんの中で「食欲と性欲」というのはどのようなテーマなんでしょうか?

 私は性についてとか質問されたり、話さなくてはいけない時に、よく食欲に置き換えて話をすることが多いです。「どういうSEXが好き?」という質問に対して、「その日による」って上手く答えられます。贅沢なご馳走が良い時もあればお茶漬けが良い時もある。存分に愛して欲しい時も、唾つけて入れてっていう時もある。結構色々な事で例えられたりするんです。とても近くて似ているものだと思います。初めて男の人とお付き合いした時に、その人の前でご飯が食べられなかったんです。お腹すいてると思われるのが恥ずかしくて…食べたいって思っている事を知られる事が恥ずかしかった。皆さんHな事については恥ずかしいって思ったりするけれど、彼氏と食べ放題に行ったりするじゃないですか。それは私の中ではとても恥ずかしい。でもその人のセンスによって何が恥ずかしいと思うかはその人それぞれだと思うんですが、女性ならではの乙女心とかそういった恥じらいの部分を傷つけるという意味で、「綺麗で可愛いお人形さん」でいたいのに、そういう欲望の部分が自分にあるって嫌だなと思う乙女心を表現したいのです。照沼2.jpg

 

 ―睡眠欲は如何でしょうか?笑

 笑 睡眠は視覚的にも地味ですし。笑 

行為に背徳感とか恥じらいが無いので作品には入れていません。

 

―写真展では大体何点ぐらい展示予定ですか?

 まだ未発表の新作が20点ぐらいで、以前発表したものとあわせて70点くらいを予定してます。凄く楽しい展示になると思いますので是非見にいらして下さい。ちょっと胃がもたれるかもしれないですけれど 笑

 

はしたない、恥ずかしい。乙女心を傷つけるものたち。でも翻弄されてしまう。

可愛いを詰め込んだポップな作風の中に潜む毒々しい欲望を覗かせる、乙女心満点な照沼ファリーザの写真展・展示は96()918()です。

照沼ファリーザ/TERUNUMA  FAREEZA プロフィール

東京生まれ。日本とシリアのハーフ。2008年、写真家としてデビュー。

20093月に開催されたアートイベント『GEISAI12』において多くの審査委員、アート関係者に絶賛され、審査員賞を受賞。20095月に新宿、6月には渋谷にて写真展を開催。セルフ・ポートレートという手法で可愛らしくポップな雰囲気ながらも淫靡でフェティッシュな世界観を表現している作品は日本、台湾等の各メディアに取り上げられ話題となる。2010年9月には銀座ヴァニラ画廊にて個展開催予定。

写真家以外のもう一つの顔として2005AVデビュー。以来、およそ4年間で300本以上の作品に出演、ロリ系のルックスとNGなしの変態系実力派プレイでトップクラスの人気を誇り、2010年からは企画から関わり監督としても活動している。

20097月、個人事務所『株式会社fanfan』を設立、写真家「照沼ファリーザ」として、AV女優、監督「晶エリー(akiraelly)」として、またファリーザ名義でLIVEハウス等で音楽活動を行うなど幅広く活動している。

 

911()17時~からは☆照沼ファリーザ特別トークイベントも開催致します。
入場料1500(1ドリンク付) ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

皆様のお越しをお待ちしております。