2010年8月アーカイブ

照沼ファリーザ展「食欲と性欲」照沼 サイトトップ.jpg96日よりスタートする展覧会前にヴァニラ学園にて行われたイベント「恋愛法廷」の中で、自身の作品について語って頂きました。

 

―ご自身で写真を撮られるようになったのはどのような経緯からでしょうか。

 AV女優を始めて5年くらいなのですけれど、最初は何もわからないから皆大人で監督とかスチールさんも凄い人で、私のエロスなんて見透かされている感じのイメージだったんですが、3年目くらいから、あれそうでもないかな…と 笑

私は私。私はこうゆうのが表現したいっていうのが出てきて、自分のイメージするエッチで可愛い作品が作りたいと思うようになり制作を始めました。

 

―作品をすべてセルフポートレートで撮られるのは何か意図があるのでしょうか。

 やっぱり作品の良さや伝えたい部分がそれをわかっている人が演じた方が良いと思います。私が良いと思うものを作るためには、「これ何が良いんだろう」って思っている可愛い子を使うよりも、自分が被写体になる方が説得力もあるし、自分の意思で制作できるので、自分でモデルもやっています。照沼 プロフィール用写真.jpg

 

―照沼さんの作品はどれも女性らしいですね。可愛くてエロいです。

 綺麗とか格好いいって言葉は憧れで、自分とは別物な感じがします。可愛いって言葉は目下な感じで感情移入しないと出てこない言葉ですよね。

 

―照沼さんの写真は色使いなんかも少しグロテスクな所があって、それはご自分の中で意識はされているのでしょうか?

 自分はグロいのが好きなわけではなくて、逆に潔癖な部分が強いのですが、いやらしいものとか、いけないものだと感じる心や恥ずかしいという感情にハっとする所があります。ぶっかけとかメッシー系だとぐちゃぐちゃに汚されたりとかロリ系の可愛いって感じの人が可哀想な感じになるのが好きです。可愛くてお人形さんみたいなドレスとか着ているんだけれども、それだけで可愛いというよりも、そこで百足が足に乗っかっちゃっているような可哀想な感じが大好きなんです。可哀想っていうのは可愛いをより引き立てると思います。そうは言ってもTheSMっていう感じではなく作品を制作したいです。この写真は私の中の趣味がとても現れている感じです。

 

―照沼さんの中で「食欲と性欲」というのはどのようなテーマなんでしょうか?

 私は性についてとか質問されたり、話さなくてはいけない時に、よく食欲に置き換えて話をすることが多いです。「どういうSEXが好き?」という質問に対して、「その日による」って上手く答えられます。贅沢なご馳走が良い時もあればお茶漬けが良い時もある。存分に愛して欲しい時も、唾つけて入れてっていう時もある。結構色々な事で例えられたりするんです。とても近くて似ているものだと思います。初めて男の人とお付き合いした時に、その人の前でご飯が食べられなかったんです。お腹すいてると思われるのが恥ずかしくて…食べたいって思っている事を知られる事が恥ずかしかった。皆さんHな事については恥ずかしいって思ったりするけれど、彼氏と食べ放題に行ったりするじゃないですか。それは私の中ではとても恥ずかしい。でもその人のセンスによって何が恥ずかしいと思うかはその人それぞれだと思うんですが、女性ならではの乙女心とかそういった恥じらいの部分を傷つけるという意味で、「綺麗で可愛いお人形さん」でいたいのに、そういう欲望の部分が自分にあるって嫌だなと思う乙女心を表現したいのです。照沼2.jpg

 

 ―睡眠欲は如何でしょうか?笑

 笑 睡眠は視覚的にも地味ですし。笑 

行為に背徳感とか恥じらいが無いので作品には入れていません。

 

―写真展では大体何点ぐらい展示予定ですか?

 まだ未発表の新作が20点ぐらいで、以前発表したものとあわせて70点くらいを予定してます。凄く楽しい展示になると思いますので是非見にいらして下さい。ちょっと胃がもたれるかもしれないですけれど 笑

 

はしたない、恥ずかしい。乙女心を傷つけるものたち。でも翻弄されてしまう。

可愛いを詰め込んだポップな作風の中に潜む毒々しい欲望を覗かせる、乙女心満点な照沼ファリーザの写真展・展示は96()918()です。

照沼ファリーザ/TERUNUMA  FAREEZA プロフィール

東京生まれ。日本とシリアのハーフ。2008年、写真家としてデビュー。

20093月に開催されたアートイベント『GEISAI12』において多くの審査委員、アート関係者に絶賛され、審査員賞を受賞。20095月に新宿、6月には渋谷にて写真展を開催。セルフ・ポートレートという手法で可愛らしくポップな雰囲気ながらも淫靡でフェティッシュな世界観を表現している作品は日本、台湾等の各メディアに取り上げられ話題となる。2010年9月には銀座ヴァニラ画廊にて個展開催予定。

写真家以外のもう一つの顔として2005AVデビュー。以来、およそ4年間で300本以上の作品に出演、ロリ系のルックスとNGなしの変態系実力派プレイでトップクラスの人気を誇り、2010年からは企画から関わり監督としても活動している。

20097月、個人事務所『株式会社fanfan』を設立、写真家「照沼ファリーザ」として、AV女優、監督「晶エリー(akiraelly)」として、またファリーザ名義でLIVEハウス等で音楽活動を行うなど幅広く活動している。

 

911()17時~からは☆照沼ファリーザ特別トークイベントも開催致します。
入場料1500(1ドリンク付) ゲスト:AVライター:雨宮まみ

 

皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

夏休みエロティック強化月間・トリを飾るのはもちろんこの巨匠!ヴァニラ画廊の夏の風物詩といっても過言ではない鏡堂みやび氏の登場です!鏡堂みやび2010.jpg

鏡堂氏のCG画は写真と見紛うようなリアルな作品です。氏は作品をパソコン上では等身大で制作を行ない毛穴の一つ一つまで細密に濃厚に描き込んでおります。会場内には大暖簾も展示しておりますが、ここまで大きく引き伸ばしても見劣り無しの大迫力!CG作品を制作する際の大元となる肉筆画も多数展示しております。暑い夏には熱いものを汗をかきながら食すと夏ばてをしない…とは言いますが()この暑い夏だからこそ、汗の滴る責め絵を見て暑気払いは如何でしょうか。鏡堂 画報用2.jpg

           823()94()
神からくだりし五器売りを 五器を売らぬで娘売る 娘のお名をば何と申す 細よし細丈供御と申す 髪には水牛の櫛をさし 胸には法華経を垂れ下げて 御手には水晶の数珠を持ち 腰には緞子の帯を締め 足には 紫足袋を履き こうやじゃなければ売られのさ 紺頭巾ないのさぬ無阿弥陀仏 南無阿弥陀・・・・

 

「芸術か猥褻か?」という問いの一番遠い処に身をおく孤高の作家、鏡堂みやびの回顧展。いくは浄土か穢土か、滴る汗を拭いながら観る緊縛まぐあいの恍惚、旧盆をはさみ修羅の開催。

 

 

鏡堂みやび Miyabi Kyoudou / プロフィール
1957
年、北海道札幌に生まれる。同志社大学文学部卒業。SM雑誌編集長、緊縛師、商業デザイナー、漫画家、脚本家などをしながら1980年代後半より、現在のスタイルの「緊縛秘画」を制作する。2005年、石井隆監督作品、映画「花と蛇2」では主演の杉本彩をモデルに緊縛画を描いている。東京都世田谷区在住。

   

田亀源五郎個展WORKS

 

814日(土)田亀源五郎特別トークイベントに関してのお知らせです。

イベント開場時間は1650を予定しております。

今イベントは先着順のご案内となります。予約制ではございませんので、会場外にお並び頂いた順にご案内となります。(イベントが始まってからのご入場はお断りさせて頂く場合がございますので、あらかじめご了承下さい。)

 

田亀源五郎特別トークイベント 814()1700~ 入場料1,500
ゲスト ポット出版社長 沢辺均・AVライター 雨宮まみ
「ゲイアートシーンの現在と未来」×「男と男のエロス」

 

815日(日)も営業致します。

営業時間は12001700までとなりますので、ご注意下さい。

 

 

田亀源五郎個展、カラー作品から鉛筆画・毛筆画、CG作品、漫画原稿と多岐に渡り、初期作品から最新作まで氏の画業を俯瞰できる盛り沢山な展示となっております。

一貫してエロティックな表現に拘り、描き続けてきた作品群のパワーと表現力は圧巻です。

 

田亀入口.JPG

 

今回のDMにも使用した作品は、画廊に入ると最初に目に飛び込んできます。最新作のジークレーです。

 

田亀 蔵書票.JPG

 

入場時にお選び頂く蔵書票3種・紙の質感まで拘った特製蔵書票です!

どれにしようか、皆様お悩み頂いております。

 

田亀氏の作品のエロティシズムはまさに「ゲイ」という性の関係と切っても切れないものですが、その卓越した技術を持って描かれた作品には、男性・女性の区別に関係なく強い魅力を感じて頂けることでしょう。

そういったパワフルな作品に囲まれて行われる、色濃いゲストの方2名と田亀氏のトークイベントでは一体どのようなお話を伺えるのでしょうか。

猛暑にも負けない、力強いエロスがさく裂するゲイ・アートの世界を一段と愉しめること、間違いなしです。

この素敵な機会を、どうぞお見逃しなく!!

 

   

猛暑に相応しいヴァニラ画廊夏のラインナップ・夏休み企画第二段はゲイ・エロティックアートの巨人、田亀源五郎展です!初期作品から最新作まで圧倒的なパワーと官能美溢れる作品群を是非ご高覧下さい。

もちろん作品販売も行ないますので、この貴重な機会をお見逃し無く!

今展示には田亀氏のセンス光る素敵なお土産付です。(是非コンプリートを目指してください♪)

 

14日には特別トークイベントも開催されます。

55280268_213.jpg

■田亀源五郎展「WORKS

■入場料500円 お土産付き

89()821()

 

■田亀源五郎特別トークイベント 814()1700~ 入場料1,500
ゲスト ポット出版社長 沢辺均・AVライター 雨宮まみ
「ゲイアートシーンの現在と未来」×「男と男のエロス」

己の感じる男のエロティシズム、フェティシズム、サドマゾヒズムをテーマに、20年以上活躍してきたゲイ作家・田亀源五郎による、日本国内では初となる本格個展。初期作品から最新作まで一挙に展示。既に海外からも高い評価を受けている、パワフルなゲイ・エロスの世界をお愉しみください。

 

 

 

 

田亀源五郎プロフィール

1964年生まれ。多摩美術大学在学中、ゲイ雑誌や耽美雑誌に別名義による作品を発表しつつ、卒業後の1986年にゲイ雑誌「さぶ」で本格デビュー。以降アート・ディレクターをしながら、マンガ、イラストレーション、小説等を発表、1994年からは専業作家となる。マンガ単行本多数。アーティストとしても、主に海外で個展や企画展などの開催多数。また、過去の日本のゲイ・アートの研究にも取り組んでおり、編纂画集の出版や企画展なども開催。(http://www.tagame.org