2024年12月8日(日) 本日の営業時間 12:00 - 17:00 【展示室A】 FREAKS CIRCUS個展「ゆめのまたゆめ」 【展示室B】 稲垣征次個展「いつだって光があれば」

'14/4/14 〜 4/26  女3人エロス展【古茂田杏子/成田朱希/馬場京子】

新画廊 展示室 B / 入場無料 ※4月20日(日)も特別営業いたします。
古茂田杏子<プロフィール> 成田朱希<プロフィール> 馬場京子<プロフィール>

1946年東京生まれ。1991年銅版画の会「四角い空展」
1995年初個展後、個展、グループ展など多数出品。
青木画廊(銀座)空想ガレリア(銀座)東京都美術館(上野)目黒美術館(目黒)ギャラリー愚怜(本郷)神田日勝記念美術館(帯広)セキ美術館(松山)

私の場合、製作のスタートは「誰が何をしているか?」から始まって「見慣れない人の見慣れない動作や仕種」に興味をそそられます。共感したのは 『浮世絵』に描かれた奔放な世界でした。『春画』は大袈裟な表現が如何にも私の心を擽ります。
 古今東西、人間の内部に秘そめいている『エロス』の形態は自分なりに美しく色っぽく製作して行こうと心掛けています。
 鈴木春信の描いた『風流艶色真似ゑもん』の様に豆男になり、彼方こちらを覗いてみたい。描いた絵は人様に観て頂きたい。エロティック気分の時で あれば、尚更見たい、見せたいと…欲は膨らみます。

1966、青森生まれ。幼少から漫画、絵本等を手本に絵を描き始める。ヨシダヨシエ(美術評論家)、細江英公(写真家)、増田静江(ニキ美術館)等の強力な応援もあり独学で始めた絵画芸術の感性を開花させる。不忍画廊、羽黒洞、スパンアートギャラリー等で個展開催。グループ展など多数出品。

劣情と禁欲が同居し、センチメントな「魂な人物像」を目指す!

  • 兵庫県神戸市生れ。現在京都市で居住、制作活動をする。
  • 1984年 嵯峨美術大学洋画専攻科卒業
  • 1991〜1995年 新進作家清流会展 西武百貨店(高知・大津・中村)
  • 1996〜2005年 個展 江寿画廊(京都)

個展、グループ展など多数出品。
Achaque(芦屋)ギャラリーNiké(銀座)ギャラリーベルンアート(大阪)青木画廊(銀座)

そもそも、エロスとは私にとってどの様な存在なのか?と、この作品展に出品するにあたって、考えてみました。
思春期を経て、若い頃は、好奇心や恋愛のプロセスの一環として在り、成人してからは、異性へのアプローチの手段として、表面的に捉えていたことは否めないとしても、いろいろな体験と、様々な国際世界、宗教、文化、学問等と触れるに従い、人間そのものを構築する根源となっているのではと、考えるようになりました。エロスそしてタナトス、私の場合その二つを切り離しては、作品を描ききれないのではないかと。絵を描き出した初期の頃は、単に現実的エロティックのみをクローズアップして描いていましたが、時を経るにつれ、大げさに云えば、人間の再生であり、女として生まれた自身の内に脈々として流れる性分、プライドとして、私の分身である作品の中にエロスとタナトスを表現する様になりました。 つまり、作品は私自身そのものなのです。等身大の現実なのです。下品でもなく、かと云って、お上品振らず、私なりの世界観を出せればいいし、それを観て下さる方々が、そう受け止めて下さればいいと思っております。