2021年3月5日(金) 本日はヴァニラ画廊・休廊日でございます。

'13/10/12 〜 10/21  ヴァニラ画廊大賞3人展

新画廊 展示室 B / 入場無料
ヴァニラ画廊大賞3人展
10月12日(土)〜10月21日(月)

第1回ヴァニラ画廊大賞で各賞を受賞された3名の特別グループ展です。
都築響一賞/伊藤乍春・宮田徹也賞/野中健一・ヴァニラ賞/中田雛子(雛菜雛子)
各作家のそれぞれの受賞作と、興味深い他の作品も多数展示いたします。

※今年も第二回となるヴァニラ画廊大賞の応募が会期中にスタートします!詳しくはこちら!

伊藤乍春 野中健一 中田雛子(雛菜雛子)

プロフィール

1993 愛知県生まれ
2012 春、名古屋芸術大学洋画領域入学 秋、退学
2013 秋よりGoldsmiths University of London Fine Art Degree入学

伊藤乍春

プロフィール

1964生まれ グラフィックデザインの学校を卒業後 独学で油絵やイラストを描きながら 80年代終わりから90年代中頃 までイラストレーションの仕事をする。(主にSM雑誌やアンダーグラウンドなサブカルチャー雑誌など)その後 音楽創作(電子音楽 ノイズを伴う音響作品) に興味が移行しそちらを中心に活動をする。アメリカのノイズアーティストとのグラフィックでの交流や、ドイツのフルクサス的なノイズレーベルからの少数限定のリリース、等。
5年くらい前から平行して現在の布地を使った半立体的な絵画作品を模索 制作する。

野中健一

プロフィール

1887.2.5~
女子美術大学卒業 美術家。2012年9月より外に向けての作家活動を開始。
2012.12~作品「ヒナコルメル少女學館」において地下アイドル活動、実店舗ギャラリーサロンの主催を行う。
作品「Entrance Into...」において両足で筆を持ちVaginaを描くショウを行う。

中田雛子

都築響一賞受賞
ガムテープで補強された、薄っぺらい透明ビニールの上に、叩きつけられたように暴れる絵の具の層。こんなに暴力的な絵は久しぶりに見た。そしてその作者がまだ19歳の女性だと知って、さらに驚いた。ビニールという素材から、荒ぶる筆致、殴り書きされたタイトルにいたるまで、すべてのセンスが突き抜けている。だれのアドバイスも受けないようにして、このままブレずに進んでいったら、彼女はそうとうすごいアーティストになるはずだ。(都築響一)

宮田徹也賞受賞
私は批評(ギリシャ語のクリティーク【判断】)をする者なので、優劣を施す審査は基本的に避けてきた。ヴァニラ画廊の、これまで権威的な「美術」という概念を覆す作者による作品を黙々と支援し続けている姿勢に共感し、この度、委員を引き受けた。私がこの大賞に望むことは、現代「美術」というコンセプチュアルな傾向とは異なる、これが「美術」なのかといった探求と冒険にある。《絵画・幸福》はオブジェと平面を何故かキャンバスに「打ち付け」、平面と立体の相違を超克し、これまでに見たことがない形を生み出したことが私の心を打った。「美術」に拘ることは必要ない。自己のイメージと格闘するところに、創造の源が存在する。 (宮田徹也)

ヴァニラ賞受賞
油彩で厚く描かれた作家自身の肖像。わかりやすいモチーフで描かれているが、エロティックでナルシスティックな作家の夜毎の一人遊びを、誇示する様なその視線の湿り気、暗さ、そして重さが印象的である。少女が持つ独特の暗黒面を、深く深く突き詰めてもらいたい。この作家の描く暗闇はいつか「わかりやすい」暗喩ではなくなるはずだとの期待を込めて、ヴァニラ画廊賞に選択した。(ヴァニラ画廊)