2024年4月19日(金) 本日の営業時間 12:00 - 19:00 【展示室A&B】 光宗薫個展「むかしむかし」

'09/2/9 ~ 2/21 デパートメントHの全貌展
「〜ゴッホ今泉とアンダーグラウンドパーティーの表現者たち〜」

入場料500円(ゴッホ今泉描き下ろしポストカード付)

イベント
2月11日(水・祝)17時〜
入場料¥2,000(ワンドリンク付)ゴッホ今泉・マーガレット・下関マグロによるトークショウ&ピコピコ怪獣特別ベッドショー

デパートメントH。それは東京のアンダーグラウンド・スターなら一度はそのステージを踏んでいるアンダーグラウンド・エンターテインメント。長い歴史の中で、デパートメントHというイベントに関わっている個性的なアーティストも多い。
主催のゴッホ今泉自身イラストレーターであり、自身の作品をデパートメントHのフライヤーに使用している。
今回のヴァニラ画廊での展示は、イベントに関わるアーティストの作品を展示し、そこからデパートメントHの歴史を紐解く。

■ゴッホ今泉
60年代正調アメリカンコミックススタイルを踏襲し、ビッチでグラマラスなものを探求しているイラストレーター。 キッチュでキャンプでヒップでパンクでモンドなものをこよなく愛している。

■斎藤芳樹
福島県に生まれる
1972年以降広告制作プロダクションに勤務、その間、毎日広告デザイン賞特選、朝日広告賞入選などを受賞。1980年に独立。主な写真展は1996年「聲OTOZURE」、1998「ROOM」、2000年「ROOM #2」、「ゲストハウス」、2007年「a k e c h i」同年、写真集「akechi」を出版(新風舎)
最近では、L.A.にて「THE 2008 VICE PHOTO ISSUE」写真展に参加。

■オナン・スペルマーメイド
ロマンティックでファンタスティックでオナンティック!根っからのエンターテナーにして画家・詩人の顔も持つアクエリアン。国内外問わず様々な方法と多岐なジャンルを泳ぎながら、夢と自由に生きる腟外世界を写生(射精)する地に足ついた人魚の姿はドラァグクィーン/パフォーマー。その魅力と表現力は多くのファンに支えられている。

■ヒロスミ
幼少の頃より生け花を習い、それによって培われた独特の感性を生かし、コスチュームデザイナーとしてCM、映画、コンサートなどの衣裳制作手掛ける。また自身の制作したコンセプチュアルな衣装を身に纏いクラブを中心にオリジナルのパフォーマンススタイル TOYBOY として日本国内にとどまらず、韓国、台湾、中国などアジア各国でも注 目されているパフォーマーでもある。
近年は男女混合ポールダンスユニット、PINK FORCE のメンバーとしてポールダンス業界を震撼させ続けている。

デパートメントHの全貌展

■円奴 まるやっこ MaRuYaCcO
自ら分裂、増殖したキャラクターになりきって生きる超人アーティスト。変身変化変態芸術家。自称→魔女っ子。「人生そのものが作品。生きていくことが芸術。」という、美しい性別を超えた本人とその突飛なコスチュームセンス、多面的な仕事振は、まさにオリジナルの世界である。1989年に“ハイド&スキン”というファッション王国ブランドを設立。本人のライフワークでもある「幸せとは何か?」が常にテーマで、その集大成ともいえるキャラクターミュージカル歌舞伎ショー“幸せの形”を、1996年に開催。カリスマカルト深夜番組などにレギュラー出演し、同時にキャラクター商品や本人の生写真を発売。ピンクのキャンピングカー「魔女っ車(マジョッカー)」で、幸せを探す旅をしながら、日本の魔女っ子アニメを現実に実写で体感中(自分自身がアニメなので)。エロティックの世界観が魅了されたセクシーパフォーマンス集団「東京キャ☆バニー」のメンバーでもある。

■ピコピコ
怪獣系造形作家。
奇妙奇天烈なぬいぐるみ、怪獣人形・着ぐるみを続々と生み出し、世の常識に揺さぶりをかける。
「怪獣」を芸術の一ジャンルとして確立すべく奮闘。
キャラクターデザイン、立体製作から芸能活動まで様ようなジャンルで表現を行っています。

■犬病ぬこ
2005年よりサークル『ぬこ☆パン!』を発足し、 独自の製作スタイルで「キグルミ」と呼ばれるコスプレ用の「面」や「肌色全身タイツ」の開発・販売を行う。「美少女アニメ」「萌え」的なキャラクターへの変身願望 といった新しい価値観の創造を目指す。等身大スケールでは再現が困難だと言われる平面図の中のアニメキャラクターを、イメージを崩さずに現実世界へ抽出し、全身に纏う「キグルミ」パフォーマンスはフェティッシュな観点からも注目されている。

■下関マグロ
1958年、山口県に生まれる。桃山学院大学卒業後、出版社、広告代理店勤務を経て、フリーライターに。おもな著書にデパートメントHを取材した『東京アンダーグラウンドパーティー』(二見書房)などがある。